頭痛やめまいや吐き気がしょっちゅう。
絶好調!と言える体調の良い日もほとんどない。
「私は体温がいつも低いけど、
これってもしかして体温が低いことと関係しているの?」
そう感じてはいませんか?
体温が低いことで頭痛などの症状は起こるんでしょうか?
体温が低いせいで頭痛が起こるってことはある?
体温が低いことを「低体温」と呼んでいます。
低体温は一般に、36度に満たない35度台の熱のことを言います。
そして、頭痛との関連ですが、
体温が低いことが原因で頭痛が起こることはあります。
すべての人に頭痛が起こるわけではありませんが、体温が低いとこのようなことが起こりやすくなります。
・血行が悪くなり肩や首のコリが出る
・ぐっすり眠れなくて睡眠不足になる
脳への酸素が十分でない。
肩・首がすごくこる。
寝不足になる。
これらは頭痛につながる原因の代表的なものですよね。
低体温の人はこの原因となる症状が、自分の体に起こりやすいので注意が必要です。
体温がいつも低いせいかめまいがいつもする
体温が低い人でよくめまいを起こすという人は、低体温が原因になっていることがあります。
これは、つねに体が冷えていることで、血管が収縮されているのが原因となっています。
血液の通り道が狭くなっているので、自分ではわからなくても血流が悪くなってしまっているのです。
じゃあ、全身に何かしらの症状が出るんじゃないの?という感じもしますが、これは、めまいが起こる原因と関係しています。
めまいは、耳や脳、血圧などと深い関連があります。
そして、血流が悪いとその影響を受けやすいのが耳や脳でもあるんですね。
「めまいや耳鳴り」といったように、ワンセットのようによく言葉が使われるように、低体温でめまいがする場合、耳鳴りも起こりやすい人が多くなっています。
頭の方は特に毛細血管が多くあるので、
血液の流れが悪いと影響が大きくなってしまうんですね。
めまいは、体にふらつきなどが起こることもあるので危険です。
すぐに治るからと簡単に考えず、十分に注意をして過ごすようにしましょう。
体温が低いのが原因で吐き気の症状ってあるの?
体温が低い人の中には「よく吐き気を感じる」という人がいますが、これも低体温が原因となっていることがあります。
体温の低下は自律神経の機能も低下している可能性が高いです。
このことから、自律神経の影響で吐き気を感じることがあるのです。
自律神経は体温が十分にある状態の中で正常に働いてくれるものなので、体温が低くなると自律神経の働きも正常ではなくなってしまいます。
頭痛やめまいの症状にもこの自律神経が大きく関わってきますが、吐き気を感じるのもまた、体温が低い人に出やすい症状となっています。
近年、生活習慣などで平熱が低い「低体温」の人が増えていると言われています。体がつらいだけではなく免疫力の低下など、健康をおびやかすことにつながることもあります。体温を上げられるよう生活を見直していきましょう。
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あとがき
体温がいつも低い人はそれが当たり前になっているので、通常の体温の人と自分の体の違いってよくわかりませんよね?
ですが、体温が正常の人に比べると、さまざまな不調が体に現れることが多く、周りの人もみんな同じ、と思っていても、実はそれが低体温の人だけということがあります。
私は高校生くらいの年齢から結婚して出産するまでは低体温でした。
つねに、体温が35.5度前後だったため、37度の熱が出ると立っていても頭がふら~となるくらい具合が悪くなっていました。
手足はいつも冷たく寒がりで、毎日のようにお腹が痛かったり頭が痛かったり、めまいは毎日で体がだるかったり・・・と過ごしていましたが、それを普通のことだと思っていました^^;
出産すると体質が変わるなんて話を聞いたことがありますが、私の場合はまさにその通りで、出産→平熱になる、という体の変化があり、以来今もずっと平熱は36.5度前後です。
それまであった症状は、体調が悪い時以外はほとんど出ることがありません。
不思議なものですね^^;
このように、低体温は体にいろいろな不調を与えてしまいます。
軽視することなく、体温を上げる方法などを試してみてくださいね。