子供の成長期がなかなかやってこない。
グーッと背が伸びる時期がこないと、ちょっと不安になってきますよね。
子供の身長っていつ伸びるの?
いつまでが成長期なの?
親からの遺伝で決まるものなの?
など、身長の伸びる年齢や時期などの目安を参考にしてくださいね。
子供の身長はいつ伸びるものなの?
子供の身長といえば、思春期の頃にグーッと背が伸びる子が多いですよね。
自分の子供のお友達や、学校でも周りはどんどん背が伸びているのに、うちの子はその時期がやってこない・・・と、ちょっと心配になってるお母さんもいるかもしれません。
身長の伸び時期は当然ながら個人差があります。
なので、一概のこの時期というのは言えませんが、一般的な目安の時期をご紹介します。
子供の身長はいつ伸びる?
身長が最も伸びる時期は、実は思春期の頃ではありません。
産まれてから約1年間の1歳の頃までが一番の成長期です。
この頃は、お座りができたり歩くことができるようになったり、身長だけではなく体重と一緒に、心身共に発達がすごい時期ですよね^^
そして、2回目の成長期がやってきます。
これは皆さんもよくご存知の「思春期」と言われる成長期の時期です。
女の子では10~12歳頃に。
男の子では12~14歳頃に思春期を迎えます。
この期間は約2年間ほどで、身長がとてもよく伸びる成長期と呼ばれる時期です。
この期間以外でも体は成長していきますが、比較的ゆっくりとした背の伸びなどの変化になります。
この成長期ですが、
女の子が10~12歳頃で男の子は12~14歳頃が一般的ではありますが、必ずしもすべての子供が同じとも言い切れません。
なぜなら、この時期に身長があまり伸びない子でも、高校生になってからグンと背が伸びた、という子もいるからです。
運動をはじめたら背が伸び始めた。
高校生になってよく食べるようになったら背が伸び始めた、という子もいます。
実は、私の周りのも何人かそういう人がいます。
高校生でバレーボールをはじめたら、急に背が伸び始めた、という男性や、高校に入学する頃には150センチだった身長が卒業する頃には165センチになっていたという女性もいます。
ケースとしてはめずらしいですが、中学生の頃に成長期を迎えない子でも、高校生になってからということもあるようです。
成長期にはたくさんの栄養が必要になります。
子供の身長を伸ばすためには、効果的な食べ物を食べるようにして、栄養摂取をするようにしてくださいね。
大切なのは、その子の成長期に合った栄養の摂取です。
普段から小食だったり好き嫌いが激しいという子には、効率よく退治な栄養を摂取できるようにしてあげましょう。
関連記事 ⇒子供の身長を伸ばす食べ物や飲み物
なかなか思ったように栄養を摂取できないという場合は、サプリメントを利用するという方法もあります。
あくまでも「食事は食材から」を心がけながら、足りない栄養素を補うようにしてくださいね。
関連記事 ⇒子供の身長を伸ばすための成長ホルモンとアルギニン成分のお話
子供の身長は年齢でいうといつまで伸びる?
子供の身長が思うように伸びないと感じるままで期間がたつと、背はいつまで伸びるものなんだろう?というのも気になってきますよね。
このままパッタリ止まってしまうのでは?
そう考えると少し焦りも出てきてしまったりということはないでしょうか?
子供の身長は成長期の間にグンと伸び、それが過ぎると伸びもゆるやかになってきます。
この成長期の期間にびっくりするほど伸びる子もいますよね。
あれ?と思って気が付いたら、前から2,3番目の背の高さだった子が、半分より後ろの方にいたり・・・ということも。
ですがたいていの子は、一般的な伸び方を成長期の間にします。
なので、もともと背が高かった子と背が低かった子の差はあまり変わらないことが多いようです。
身長の伸びは骨端線(こつたんせん)という、やわらかい骨の部分と深く関係しています。
成長線とも言われるものですが、この近くにはたくさんの細胞があり、古い骨を壊して新しい骨を作る、ということが体の中で行われています。
「骨を壊す→新しい骨を作る」
この繰り返しによって骨が伸びて、身長の伸びへとつながっていくのです。
運動で適度な刺激を与えることで、身長が伸びやすくなる、というのがこれでお分かりいただけたではないでしょうか。
骨端線は一般に、
男の子では17~18歳頃まで、
女の子では15~16歳頃までに閉鎖します。
中には成人になっても残っている人もいますが、ごくわずかな人、と考える方がよさそうです。
完全に閉鎖してしまうと、それ以降は身長は伸びないため、
背が伸びる期間の年齢は、
男の子は18歳、女の子は16歳が目安になります。
この骨端線はレントゲンを撮ればわかりますが、骨端線がある=背がグングン伸びる、というわけではありません。
気になってレントゲンを撮ってみて、もしも骨端線がなかったら・・・
そう考えると、レントゲンを撮って確認することが、安心できる良い方法とも思えませんね。
ちなみにですが、骨端線をレントゲン写真で見て、○○センチくらいまで背が伸びるよ~と、病院でお医者さんに言われた知り合いの子がいますが、お医者さんの予想より10センチも低いところで背が止まったので、骨端線での最終身長の予想は難しいのかな?と思えます。
骨端線のレントゲン結果は「あくまでも目安で」というつもりで確認した方が良いかもしれませんね。
子供の身長は親の遺伝で決まるものなの?
身長といえば親の遺伝が大きいと思われてきました。
実際に両親の背があまり高くない場合、その子供の背もあまり高くない、という親子をよく見かけることもありますね。
医学的には低身長は遺伝する、ということが認識されているようです。
ですが最近では、身長に与える遺伝子の影響は、約25%と言われています。
遺伝的要素が身長に与えるのは、全体の4分の1程度のものということです。
あくまでも予測になりますが、父母の身長から子供の身長を予測する計算式というものがあります。
(女の子)(父親の身長+母親の身長-13)÷2+2
目安として計算してみるのも良いですね。
これは統計から作られた計算式と言われいます。
必ずしも子供の身長が計算通りに伸びる、というわけではないようです。
もちろん、計算通りに成長が止まる、というわけでもありませんよ。
遺伝ということであれば祖父母から受け継ぐ隔世遺伝ということも考えられるかもしれません。
実際、私の父は165cm、母は150cmですが、私の兄弟姉妹は160cm以上です。
中でも、男である私の兄の身長が子供の頃から高く、高校時代までで180cm。その後、ちょっとずつ伸びて最終的に182cmまで伸びました。
祖父母は背が高めでした。
このように子供の身長の伸びは、こうなる、といったものが予測できません。
栄養・運動・睡眠をできるだけ小さなころから意識した生活をするのが良いと言われています。
子供の身長と年齢についてのまとめ
子供の身長は思春期を迎えた
女の子では10~12歳頃、
男の子では12~14歳頃によく伸びます。
成長期が終わった後は、伸びがゆるやかになっていきます。
親からの遺伝で影響があるのは、約25%と言われていますので、栄養や運動、睡眠など生活面を意識していくのがいいでしょう。
規則正しい生活で、健康に過ごしていくようにしましょう。