毎年9月の第3月曜日は「敬老の日」。大切なおじいちゃんやおばあちゃんに、日頃の感謝の気持ちを込めて贈り物を考える方も多いのではないでしょうか。
市販のギフトも素敵ですが、手作りのアクセサリーや小物なら、気持ちがより一層伝わり、世界にひとつだけの特別なプレゼントになります。
本記事では、初心者でも簡単に作れるアイデアから少し凝った作品まで、敬老の日にぴったりの手作りアクセサリーや小物をたっぷりご紹介します。
さらに、ラッピングや注意点もお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください^^
敬老の日に手作りプレゼントを贈る魅力
まずは、なぜ「敬老の日」に手作りのプレゼントが特別なのか、その魅力について考えてみましょう。
既製品にはない温もりや、オリジナリティ、そして思い出づくりにつながる点など、贈る側・受け取る側の両方に嬉しいメリットがあります。
手作りならではの温もりと気持ちが伝わる
手作り品は、作り手の時間や労力がかかっている分、気持ちがより強く伝わります。
ちょっとした不器用さも「味」になり、逆に温かみを感じてもらえるものです。
「自分のためにわざわざ作ってくれた」という事実が、何よりも嬉しいポイントになります。
世界にひとつだけのオリジナルギフトになる
市販品と違い、手作りは素材や色、デザインを自由に選べます。
例えば、おばあちゃんが好きな花柄を取り入れたり、おじいちゃんの名前やイニシャルを刺繍したりするだけで、世界にひとつだけのオリジナルギフトに。
オンリーワンの贈り物は特別感を演出できます。
子どもや孫と一緒に作れる思い出づくり
手作りの過程を子どもや孫と一緒に楽しむのも大きな魅力です。
色を選んだり、パーツを並べたりするだけでも小さな子どもは参加できます。
「一緒に作った時間」が、プレゼント以上に思い出として残るのです。
簡単に作れる手作りアクセサリーアイデア
アクセサリーは小さくても存在感があり、贈り物として華やかさをプラスしてくれるアイテムです。
材料も手芸店や100均で揃えられるため、初めてでも気軽に挑戦できます。
ここでは、敬老の日にぴったりの簡単なアクセサリーアイデアをご紹介しますね。
ビーズで作るブレスレットやネックレス
色とりどりのビーズをテグスに通すだけで完成する、初心者向けのアクセサリー。
シンプルですが組み合わせ次第で高級感も出せます。
作り方の例:
1. お好みのビーズを選ぶ
2. テグスやゴムに通す
3. 長さを調整して結ぶだけ
落ち着いた色合いを選べば普段使いしやすく、華やかな色をアクセントにすれば特別感も演出できますよ。
レジンを使ったオリジナルペンダント
UVレジンを使えば、透明感のあるアクセサリーが簡単に作れます。
押し花を入れたり、ラメやホログラムを入れるだけでプロのような仕上がりに。
作り方の例:
1. シリコン型に押し花やビーズを入れる
2. レジン液を流し込む
3. UVライトまたは太陽光で硬化させる
写真を小さくプリントしてレジンに閉じ込めれば、思い出の詰まったペンダントに仕上がります。
和風テイストのブローチやかんざし
ちりめん布やつまみ細工で作る和風アクセサリーは、おしゃれで年配の方に人気です。
特にブローチはジャケットや帽子に合わせやすく、普段のおしゃれに役立ちます。
和装を好む方なら、かんざしも素敵なプレゼントになりますよ。
子どもでもできる紙やフェルトのアクセサリー
フェルトを切ってボタンを縫い付けるだけのブローチや、画用紙で作るペンダントは小さなお子さんにもぴったり。
孫からの贈り物としては最高のサプライズになります。
敬老の日にぴったりの手作り小物アイデア
アクセサリーに加えて、普段の生活で使える小物もおすすめです。
実用的で毎日目にするものだからこそ、贈られる方の心に残りやすいのが魅力です。
ここでは、初心者でも簡単に作れる布小物や、工作感覚で楽しめるアイデアをご紹介します。
手縫いで作れるハンカチや巾着袋
シンプルな四角い布を縫うだけで作れるハンカチや巾着袋は、裁縫初心者でも挑戦しやすいアイテム。
生地を選ぶだけで雰囲気が変わります。
リネンやコットンの布を使えば実用性も高く、長く使ってもらえます。
布小物:眼鏡ケースやティッシュケース
実用的なアイテムは喜ばれやすいです。
眼鏡をよく使うおじいちゃんには眼鏡ケース、外出が多いおばあちゃんにはティッシュケースがぴったり。
手縫いでも作れるので、ハードルが低いのも魅力です。
折り紙やペーパークラフトで作る小物
「裁縫は苦手…」という方には、折り紙やペーパークラフトがおすすめ。
折り鶴を使ったしおりや、花の形の飾り物など、工夫次第で幅広いアイテムが作れます。
色紙に貼って飾ると、アート作品のような仕上がりに♪
写真入りキーホルダーやフォトフレーム
家族写真を使ったプレゼントは特に人気があります。
写真を縮小して透明の樹脂に閉じ込めればオリジナルキーホルダーに。
手作りフォトフレームに孫の写真を飾れば、毎日笑顔になってもらえそうですね。
手作りプレゼントを華やかにするラッピング術
せっかく心を込めて作ったプレゼントも、ラッピングひとつで印象がぐっと変わります。
見た目の華やかさを演出することで、開けるときのワクワク感も増します。
ここでは、手軽にできるラッピングの工夫をご紹介します。
100均アイテムでかわいくラッピング
最近の100均には、リボン・シール・箱などラッピング用品が充実しています。
小さなアクセサリーなら透明の袋に入れてリボンを結ぶだけでも華やかに。
色の組み合わせを工夫すれば、低予算でも高見えします。
和紙や風呂敷を使った和風ラッピング
和紙で包んだり、風呂敷でくるんだりすれば落ち着いた雰囲気に。
風呂敷はそのまま再利用できるため、実用的なギフトにもなります。
年配の方には特に喜ばれるラッピング方法です。
手作りカードを添えて気持ちを伝える
シンプルな包装でも、手作りカードを添えるだけで印象が大きく変わります。
お孫さんの手書きメッセージやイラストが入っていれば、それだけで宝物になります。
「ありがとう」の気持ちを言葉にして伝えることが大切です。
敬老の日の手作りギフト作りで気をつけたいポイント
最後に、手作りプレゼントを考えるうえで注意しておきたい点をご紹介します。
気持ちを込めるのはもちろん大切ですが、実際に使ってもらうためには安全性やデザイン性にも配慮することが必要です。
使いやすさと安全性を意識する
特にアクセサリーの場合、小さなパーツが取れやすいと危険です。
強度のある接着剤を使う、金具部分をしっかり固定するなど工夫をしましょう。
布小物は肌触りや洗いやすさも大事なポイントです。
高齢の方が喜ぶ色やデザインを選ぶ
派手すぎる色や奇抜なデザインは避け、落ち着いた色味や柔らかい柄を意識しましょう。
紫や紺、ベージュといった色は幅広い世代に好まれる傾向があります。
贈る相手の好みをリサーチしてから作るのもおすすめです。
作るときの時間と材料費のバランスを考える
材料にこだわりすぎて費用が高額になると負担になってしまいます。
100均や手芸店のアイテムを上手に活用すれば、低予算でも素敵な作品が作れます。
「気持ちを込めること」が一番大切だと忘れないようにしましょう^^
まとめ:心を込めた手作りアクセサリー&小物で敬老の日を特別に
敬老の日は、大切なおじいちゃん・おばあちゃんに「ありがとう」を伝える絶好の機会です。
手作りのアクセサリーや小物は、贈る側の気持ちが形になり、受け取る側にとっても大切な思い出になります。
アクセサリーで華やかさを、布小物で実用性を、そしてラッピングやカードで特別感をプラスすれば、きっと忘れられない贈り物になるでしょう。
今年はぜひ、手作りの温もりあふれるプレゼントで心に残る敬老の日を過ごしてみてくださいね。