新しい環境で働き始めあっという間に夏が来た!
ふとお中元の話題が出てきて、
自分も上司に贈るべきなのか迷っていませんか?
会社の風習がわからないと困ってしまいますね。
・上司にお中元は贈るべき?必要はあるのか
・もしも贈るとしたらどんな品物が定番なのか
・金額はどのくらいが相場なのか
などについてご紹介します。参考にしてみてくださいね。
上司にはお中元を贈るべき?新入社員はどうしたらいい?
春から晴れて新入社員として働き始め、
社会人としての付き合いもどんどん増えてきた頃だと思います。
学生の頃には経験したことのない常識やマナーなどに
縛られることも多くなり大変さを感じているかもしれませんね。
マナーといえば『お中元』もそのひとつに挙げられます。
社会人になると、
『上司にお中元は贈るべき?』と疑問に感じている人も多いと思います。
結論からいいますと、
上司へのお中元は任意ではないと言われています。
ひと昔前までは、上司や先輩には
お中元を贈らなければいけないという決まりのようなものがありました。
ですが近年は、お中元を禁止している会社もあるといいます。
これは『虚礼廃止』というもので、お中元だけでなくお歳暮や暑中見舞い、
年賀状などの形式的なものを廃止・禁止するという制度です。
すべての会社が虚礼廃止をしているわけではありませんが、
そういった制度を導入している会社であれば、
たとえ新入社員でも上司にお中元を贈る必要はありません。
では、そういった制度がない会社はどうなのでしょうか?
必ずしも贈らなければいけないという決まりはありませんが、
周りの社員が贈っているのであればそれに従って贈るほうが良いでしょう。
もし聞けるのであれば、先輩や同僚に聞いてみるのもひとつの手です。
中には、贈られた物を返してくるという人もいるそうで、
お中元を上司に渡すかは、慎重に検討したほうが良さそうです。
また、もし贈る場合は、
内容や相場などもしっかりチェックしておきましょう。
できれば手渡しが良いですが最近は郵送も増えていますので、
デパートなどで注文した品物を直接配達してもらうのも良いですね^^
お中元を贈る時期についてはこちらをどうぞ。
⇒お中元を贈る時期はいつからなの?いつまで?遅れた時は?
では、もしもお中元を贈るとしたら、
どんなものを選ぶと無難なんでしょうか?
定番の物を参考にしてくださいね。
上司に贈るお中元の品物は何がいい?どんなものが定番なの?
お中元といえば親戚や友人、会社の人など贈る相手はさまざまです。
そこで気になるのが『品物の内容』ですよね?
贈る相手によって選ぶ品物が違ってくると思いますが、
それが職場の上司ともなるとなおさら慎重に選ばなければいけません。
近年、贈り物で定番の品物といえば洗剤や油などが挙げられますが、
上司にも同じものを贈って大丈夫なんでしょうか?
職場の上司にお中元を贈るときのポイントとしては、
『相手の嗜好品』というのを頭に置いておきましょう。
これは上司に限ったことではありませんが、
相手が好むものであれば、基本的に喜んでもらえる可能性が高くなります。
洗剤などの日用生活品は主婦の人には喜ばれるため、
どちらかというと上司の奥様へ、という感じになってしまいますね。
なので、直接上司に喜んでもらいたい場合は、
お酒が好きな人であればビールや日本酒などを、
お菓子が好きな人であれば人気のギフトを選んだりするのが無難です。
だけど・・・嗜好品が分からない。
こんな場合は『健康を気づかう品』なども良いと思いますよ。
例えば、健康ジュースの詰め合わせセット。
ジュース類は子供さんのいる家庭なら、
家族みんなで飲めるものですし無難な品物とも言えます。
多くの人に喜ばれやすいのが、『かに』『松坂牛』などの高級食材です。
もらって困るという人は少ないのではないでしょうか^^
普段、自分では買うことがない高級なものなど、
特に家族のいる上司であれば、こういったものは喜ばれやすいでしょう。
他にも、ハムやソーセージも人気の品物のひとつで、
お中元の定番といっても良いかもしれません。
日持ちもしますし、手軽に食べられるのでこちらも喜ばれやすいです。
ハムやソーセージなどの食品の贈り物はお酒のおつまみになるだけでなく、
食材として食べることもできるので奥様にも喜んでもらえますよ。
定番の品物の中でも中身のボリュームによって価格が違ってきます。
金額の相場などもチェックしておいてくださいね。
上司に贈るお中元の金額の相場はどのくらい?
お中元を贈る上で気になるのが『金額の相場』ですね。
新入社員で初めてのこととなれば、どれくらいの金額の品物を職場の上司に贈ったら良いのか悩んでいることと思います。
実のところ、お中元の金額は贈る相手によって異なってきます。
低すぎないよう高すぎないよう相場に見合った品物を選ぶようにしましょう。
贈る相手を特定せずに広く見てみると、
お中元の金額相場は3,000~5,000円前後といわれていますので、
特別高いものを贈らなければいけないというわけではありません。
むしろ、高いものを選んでしまうと相手側が困ってしまうこともあります。
会社の上司への場合では、
5,000~10,000円前後の金額一般的になっています。
ですので、若い年齢層の社員の人も、
5,000円くらいを目安にしておくのが良いですね^^
安いからといって喜ばれないわけではありませんが、
それくらいの品物を贈るのがマナーとしてとらえられています。
贈る人の年齢によっても金額の相場は異なってきます。
20~30代であれば3,000円~5,000円程度のもの。
40代・50代と年齢が高くなるにつれて金額は少し高くなっています。
なんとなく気を張ってしまい、
高いものがいいのでは?頭に浮かぶかもしれませんが、
上司とはいえ、10,000円以上の品物を贈ってしまうと、
かえって気を使わせてしまうかもしれません。
受け取る側が負担にならない金額の物を贈ってくださいね。
金額でもうひとつ大切なこともあります。
毎年贈るとしたら自分に負担にならないか?ということです。
これから毎年贈ることになったら?
という点も考えて予算を組むようにしておきましょう。
お中元を手渡しで渡す時の挨拶などのマナーはこちらをどうぞ。
⇒お中元を手渡しする時の挨拶は何て言うの?マナーや服装
あとがき
春から新入社員として働き始めた人の中で、
お中元を会社の上司に贈るべきなのか?
と迷っている時に一番いいのは・・・
先輩などにさりげなく聞いて情報を集めるという方法です。
そのためにも普段から、
あいさつやちょっとした会話などをかわし、
困った時に質問をしやすい環境を作っておくのも大切です。
近年、会社によってはお中元やお歳暮などを
渡すこと自体を禁止しているところもあります。
それぞれの会社によって異なっていますので、
話しやすい先輩や情報通の同僚などと
コミュニケーションを取るようにしておいてくださいね^^
お中元を贈ることになった場合は品物選びにも迷ってしまいそうですが、
できれば渡す相手の好きな物。
それがわからない場合は、カニやハムのセットなど、
定番中の定番の商品を選んでおけば問題ないでしょう。
金額は、
20~30代の人は「3,000円~5,000円」くらいが相場です。
あまり高すぎる物をいただいても
相手側も困ってしまうかもしれません。
今後も毎年お中元やお歳暮を贈るかも?
という点も考え、自分に負担のない額にしておく方が無難です。