桃の節句ってよく聞くけど、桃というくらいだから夏の行事?
一体何をする日なの?
など・・・
桃の節句がよくわからないという人は、どんな日で何をする日なのか参考にしてくださいね。
実は、誰でも知っているお祝いの日なんですよ。
桃の節句って日にちはいつなの?
「桃の節句」ってよく聞きますよね。
節句とは、日本の伝統的な年中行事がある、季節ごとの節目(ふしめ)の日のことです。
桃の節句の日にちは「3月3日」
3月3日はひな祭りの日とほとんどの人が言う日なので、桃の節句がこの日だとは知らなかったという人もいますよね?
果物の桃といえばたいていは、スーパーに並ぶのが夏ですよね。
なぜ3月の行事に桃の節句という名前が使われているのかというと、旧暦では3月3日が桃の花が咲き始める頃だったことからと言われています。
桃の節句って何をする日なの?
桃の節句がひな祭りの日とわかれば、みなさん、何をする日なのかはわかりますよね?^^
女の子がいる家庭では年中行事の中でもけっこうな大イベントの行事ですよね。
お雛様の人形を飾り、女の子の健やかな成長を願いながら、家族でお祝いの食事をする家庭がほとんどです。
桃の節句には、縁起をかついだご馳走を食べる習慣があります。
・ちらし寿司(具材に縁起物)
えび(腰が曲がるくらいまで長生きできるように)
レンコン(先の将来が見通し良い)
豆(豆に働く)
・はまぐり(お吸い物が一般的)
対になっているぴったり合う貝殻を、仲の良い夫婦としている。
・菱餅(ピンク・白・緑の3色)
ピンクは桃の花や魔除け、
白は清浄や純白の雪、
緑は健康と長寿を意味している。
・ひなあられ(ピンク・白・緑・黄色)
4つの色が四季を表現し、女の子の1年が無事で幸せにという願いがある。
・白酒
元々は、邪気をはらうとされる桃を使った桃花酒が飲まれていた。
(江戸時代の頃から飲みやすい白酒に変わった)
すべてのお祝い料理を揃えないといけないというわけではありませんが、桃の節句はその家の女の子の健康と幸せを願って祝う日です。
できるだけ揃えて、家族みんなで娘さんのためのお祝いをしてくださいね^^
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桃の節句ってどんな由来があるの?
桃の節句は季節の変わり目に行われる行事です。
邪気が入り込みやすいとされていた、季節や物事の変わり目には昔から厄払いを行う習慣がありました。
この季節の変わり目は1年の節目とされ、元は、古い中国の時代から伝わったものです。
1年で5つある節目の中の3月3日は、川で身を清める習慣があったそうですよ。
これが日本の平安時代に伝わり、人形に厄を移して、川に流す習慣ができたと言われています。
今では一般家庭でひな祭りとしてお祝いされていますが、平安時代には貴族の子供たちが、おままごと遊びで使われていた紙の人形を流していたんだそうです。
桃の節句は女の子だけでなく、ごちそうが並んで男の子も子供たちが喜ぶお祝いの日です。
ぜひ、家族でごちそうを食べながら、娘さんの健康と幸せを願ってくださいね。
桃の節句についてのまとめ
桃の節句とはひな祭りの日のことで、3月3日の行事となっています。
縁起をかついだごちそうを食べて、女の子の1年の健康と幸せを願う日です。
お雛様を飾ってお祝いする家も多いですよね^^
家族みんなでごちそうを囲んで楽しいひとときを過ごしてくださいね。