加湿器で部屋の中が白くなる原因|水滴で濡れたり窓の結露がひどいのは?

生活

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冬といえば乾燥の季節!

加湿器を部屋の中で使う家庭も多いですよね。

乾燥対策のためつけているのに、

・部屋の中が白くなる
・水滴があちこちにできてしまう
・窓が結露でひどい

など、困ったことはありませんか?

 

加湿器の使用で起こるこのような原因って何なのでしょうか?

原因や対策法も参考にしてくださいね。

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加湿器使用で部屋が白くなる!この原因って何?

加湿器をつけるようになってから、部屋の中が白くなっているような気がする。

これって気のせい?加湿器のせい?と思っていたりしませんか?

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加湿器で部屋の中が白くなる?

加湿器を使うようになってから部屋の中の家具や電化製品などが白くなっている。

そう感じているのは気のせいではないかもしれません。

 

使っている加湿器の種類はどんなタイプですか?

タンクに水を入れると霧状になって出てくる、「超音波式」の加湿器ではないでしょうか?

 

超音波式のものは、水を粒子にして部屋の中に放出する加湿器です。

放出している霧状の水分の中には、水道水に含まれている成分が入っています。

その中の「カルシウム」や「カルキ」の成分が、水分と一緒に部屋の中に舞うのが原因なのです。

 

この対策としては、加湿器を別のタイプのものに変える必要があります。

水を沸騰させて蒸気として部屋の中に出すスチーム式。

または、

水をしみ込ませたフィルターに風を当て、蒸発させるタイプの気化式加湿器です。

 

それぞれにメリットデメリットがありますので、加湿器の良い点悪い点はこちらを参考にしてくださいね

加湿器の種類と特徴 メリットデメリット

 

超音波の加湿器は電気代が安くすむので、長時間の使用に適している加湿器です。

スチーム式のように熱い蒸気が出ないため、火傷の心配もなく安心して使えるとい良い面があります。

ですがその反面、このように部屋の中が白くなるといったことや、加湿器の中にカビや雑菌が繁殖しやすいことがデメリットとしてあるのです。

 

じゃあ、カルキやカルシウムが入っている水道水の水ではなく、ミネラルウォーターを使えばいいのでは?と考えてしまいがちがのですが・・・

水道水のように殺菌成分が入っていない水を使うと、タンク内でカビが発生しやすくなり、その菌を空中にまき散らすことになるのでNGです!

超音波式の加湿器を使うのであれば、部屋の中や家具類などが白くなるのはやむを得ない、という覚悟の上で使うようにしましょう。

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加湿器以外で部屋を加湿する方法や代わりになる家電

 

加湿器を使っていたら部屋の中に水滴ができるようになった

加湿器を使っていたら、部屋の中に水滴を見つけることが多くなった。

こんなことはありませんか?

インフルエンザ対策などとして目安にしている湿度にはなっていない。

まだまだ加湿が足りないはずなのに、家具などにいつも水滴ができてしまう。

このような時、水滴が汚れと混じって茶色くなってしまったり、なんとも困ったことになることがありますよよね。

 

この水滴は加湿器を使っていることで、部屋の中の湿度が上がっているのが原因となることが多いです。

水滴ができやすいのはどこでしょうか?

加湿器を置いている場所から近かったり、出ている蒸気が流れていっている場所ではないでしょうか?

 

湿度計を確認してみても湿度はあまり高くない。

こんな時は風の流れなどで、水分が決まった場所にばかり流れている可能性があります。

エアコンやストーブ、空気清浄機。

その他では、開け閉めの多いドアから入り込む空気の流れなどを確認してみましょう。

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加湿器で部屋の窓の結露がひどい!湿度が低いのになぜ?

加湿器をつけると窓の結露がひどくて困る!

湿度計を見てもそんなに湿度は高くないのに・・・なんてこともあるかと思います。

こんな状態になると、部屋の中の湿度が高いせいと思いがちですが、実はそうとは限っていないのです。

 

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どうして窓の結露がひどくなるの?
これは部屋の温度が一定になっていないのが原因です。

部屋の中の窓の結露は温度の差によってできるものなんです。

 

これは空気の性質に関係しています。

空気は、一定量の水がその中に溶け込むことができます。

温度が低い場合は溶け込める量が少なくなります。

室温が25度あった場合でも、窓のそばは寒いですから、20度もないこともあります。

この時、部屋の中の湿度が低目の時でも、窓のそばなど寒い場所では「空気に溶け込むことができない水分」が、結露になって目に見えて現れるというわけなんです。

 

ですが・・・

窓の結露があまりにもひどい場合は、部屋の湿度が高くなり過ぎていることもあります。

湿度計の置いている場所ではそうでもないのに、離れた場所の湿度が高くなっていることも考えられるからです。

 

結露は窓枠のカビの原因にもなってしまいますし、ゴムパッキンなどの黒カビはなかなか落とすことができません。

なので、出来るだけ部屋の温度を一定にさせ、窓の結露を防ぐように工夫しましょう。

サーキュレーターがあれば便利です。
扇風機でも代用がききますが、風の流れが一定方向になりやすいので、扇風機を使う時は、首振りにしたり、定期的に場所や向きを変えて調節してみてくださいね。

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ハイブリッドと超音波の加湿器の違い 電気代や雑菌について
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あとがき

超音波式の加湿器はなんといっても電気代が安いのが魅力です。

水分が霧状になって目に見えますし、加湿している感があって気分的にいいですよね^^

ですが、使う水道水に含まれている成分が原因で、部屋の中の家具などが白くなってしまいます。

 

さらに、いくら水道水を使っていても、加湿器のタンク内(水受け)にカビができやすく、雑菌もたまりやすいので注意が必要です。

メンテナンスをしっかり行う必要があり、こういったことを考えるとちょっと不便に感じてきてしまいますね。

 

部屋の中が白くなるのを防ぐには、スチーム式の加湿器を使うのが手っ取り早い対応策です。

電気代が少し高くなってしまうので、部屋の中に洗濯物を干して湿度を上げて、洗濯物が乾いたら加湿器を使う、など工夫して使用するのがおすすめです。

最近では、電気代が抑えられるハイブリッドタイプのものや、気化式などの加湿器もあるので、白くなる状態がひどい場合は、加湿器のタイプを変えてみるのもひとつの解決策です。

 

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