
冬でも足の汗がたくさん出てしまう。
こんな悩みを持つ人は実はけっこう多いのですが・・・
足の汗の臭いがアンモニア臭い!
これでは人前で靴を脱ぐのもためらわれてしまいますね。
靴下や靴の中まで臭いがプンプン。
この原因や対策方法など参考にしてくださいね。
冬の足汗がアンモニア臭いのはなぜ?どんな原因があるの?
冬で足が冷たいのに
つねに汗で湿って気持ちが悪い。
実は意外と多いこの症状。
原因はこちらを参考にしてみてくださいね。
汗が多いだけならまだしも・・・
アンモニアのような臭いがプンプンしてくる
ということに悩まされている人もいると思います。
足汗がアンモニアのような臭いになる原因って何?
実は、足の汗そのものには、
臭いというのはほとんどないのを知っていますか?
足汗は体外に出てきたときにバクテリアという雑菌に分解され、
この時にアンモニア臭が発生します。
足の臭いがアンモニア臭になってしまうのは、
「汗」「雑菌」「角質」の3つが主な元となっています。
①角質が多いと、それをエサとしている雑菌が増えます。
②雑菌が多いと汗を分解する量も多くなります。
③また、汗が多い時も雑菌の動きが活発になります。
どれかひとつが少ないと臭いがしなくなるのでは?
という感じもしますが・・・
結局のところ、
汗をかかなくてもエサの角質が多いと雑菌は増えますし、
角質が少なくても雑菌は存在するので汗を分解する。
という具合に、
アンモニア臭が出てくることにつながってしまいます。
足の汗がプンプン臭ってしまうのには、
こういったことが原因になっているのです。
脇から出る汗がアンモニア臭いと感じた経験はありませんか?
これは、体内で処理が行われるはずが、
肝機能などが弱っている時に処理が十分にされずに汗と
一緒に出てくることで臭うと言われています。
脇の場合も雑菌の関係により、出てくる汗は臭くないけど
体外に出てきたところで臭いがする、ということもあります。
ですが、汗自体に臭いがあることも多く、
これは、エクリン汗腺が発達しているのが理由です。
足の場合はこのエクリン汗腺はないとされていて、
出てくる汗の成分はほとんど水分となっています。
角質というのは足にだけあるものではありませんが、
足の場合、つねに体重がかかる場所で角質が多くなりやすく、
また、固くなりやすいので
古くなった角質がたまりやすい場所でもあります。
こういったことから、
足の汗がアンモニアの臭いを放ってしまいやすくなっています。
足の汗の臭いが靴下や靴からプンプン臭う原因
足に汗をかきやすい人はの中には、
靴下や靴が異常に臭くなる!と感じる人も多くはないでしょうか?
足の臭いが靴下にうつっている。
そう思ってできるだけていねいに足を洗っているのに、
どうしたものか・・・?
足が臭くない時にも靴下が臭う。
こんなことがあると思います。
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靴下が汗のような変な臭いがするのは、
「雑菌がついているから」というのが原因です。
ちょっと待って!
毎日取り換えてきれいに洗濯してるわよ?
という人ばかりだと思いますが・・・
足の汗やはがれ落ちた角質などによって、
靴下に雑菌が残って増えてしまっている可能性があります。
雑菌が多いとそれを分解するときに
アンモニアのような悪臭がすることは上の方でご紹介しましたが、
これは、足そのものだけのことではなく、
足の汗や菌がついた靴下でも同じことになるのです。
つまり・・・
「靴も同じ」ということになりますね。
足と靴下と靴は、
ワンセットで臭くなってしまうということなのです。
特に、冬の間は風通しの悪い
防寒仕様の靴をはいていますよね?
足汗が多く出る人の靴の中は、
湿気と熱気でムンムンということになっています。
雑菌は足の角質などを好んでエサとしていますが、
高温多湿が好環境なので靴の中は雑菌の温床に・・・
こうしたことで靴下も臭くなり、
洗濯しても落ちない靴下の雑菌は、
その後靴を履いた時に靴の中でさらに広がります。
だけどあきらめないでくださいね。
足汗の臭い対策でできることもあります^^
プ~ンとただよう足汗の臭い対策でできること
誰しもが何とかしたい自分の足の気になる臭い。
靴を脱いだだけで周りの人が
鼻をつまみたくなるようでは困ってしまいますよね。
対策としてできることをしてみましょう。
足汗の臭い対策
・足の裏をしっかり洗う
足の裏は角質層が厚い場所で、
体の中でもとても固い場所でもあります。
古い角質が残る分だけ足が臭くなる可能性があるので、
洗う時はしっかりていねいに指の間まで洗うようにします。
かかとなどの角質取り専用のものを使うと、落ちやすくなります。
このようなものです。百均にも売っています^^
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また、足の爪は汚れカスがたまりやすい場所なので、
こちらもていねいに洗って汚れを落としましょう。
・臭いの取れない靴下
高熱に弱い雑菌をやっつけるために、
熱いお湯に少しの間つけてから洗濯します。
この時の温度は60度以上と言われていて、
アイロンをかけるのも効果的です。
雑菌を除菌することができても、
臭いの元になる物質が残ることがあります。
こんな時は、重曹やセスキ炭酸ソーダに
30分以上、または一晩つけ置きしてから洗いましょう。
(こちらもご参考にどうぞ)
⇒服の汗の臭いが取れない時の洗い方など
・靴は臭くなる前に
靴は、一度臭くなってしまうと、
靴下のように熱湯につけたりできないので、
「臭くなる前にする対策」が重要です。
できれば靴は2~3足用意し、交互に履くようにしましょう。
履いた靴は中までしっかり乾かし、
蒸れた状態をそのままにしないようにします。
女性はブーツ、男性は革靴の人が多いですが、
少しでも通気性の良いものを選んで履くようにしましょう。
また、足のアンモニアのような臭いが、
どうしても取れない・足の汗が止まらないという場合は、
専用のクリームやジェルなどを使うのもいいですね。
・雑菌が多い場合
殺菌作用があるクリームで防臭をはじめ、
制汗・角質ケアまでひとつでできるクリームです。
・足汗が多い場合
足が濡れてしまうほど汗が多い人に
高い満足度を得ている足汗用制汗剤です。
足の臭い取りには、
重曹やミョウバンなどを使ってケアする方法もありますが、
続けてやるにはなかなか面倒な作業でもありますね。
朝、仕事へ出かける前にさっとケアしたい。
仕事帰りに突然のお座敷での飲み会。
こんな時にはバッグに入れて持ち歩けて、
いつでもこそっとケアできるものが便利です^^
あとがき
靴を脱いだらもわ~んと足の臭いが!
周りの人の目が気になるのは当たり前だけど、
こっちを見ていない人も実は「臭い~」と思っているかも?
なんて、すごく気になってしまいますよね^^;
冬は靴の素材も風通しが良くないですし、
外で冷える→暖房で一気に足汗が出るなんてこともあり、
足のケアをきちんとしていないと、
アンモニア臭のようなひどいニオイになってしまうことがあります。
足の角質ケアをしっかり行いながら、
臭くなってしまった靴下は一度、
きちんと除菌してから履くようにしましょう。
ですが、靴ばかりは、
靴下のようにつけ置き洗いをしたり、
ジャブジャブ洗えるものではありませんので、
臭くなる前に対策をとっておくようにしましょう。
さらに、中が濡れてしまうと
完全に乾かすのも難しくなってしまいますので、
数足用意した靴を順番に履くようにしてくださいね。