雪虫とはどんな虫なの?北海道だけって本当?東京では見れない?

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雪虫

雪虫(ゆきむし)という名前の虫を知っていますか?

白くてかわいいという話を聞いて「どんな虫?」と興味を持っている人も多いかもしれませんね^^

名前に雪とついていることから、北海道だけにいる虫というイメージの人が多いと思いますが、実際はどうなんでしょう?

 

今回は、雪虫とはどんな虫なのか?北海道だけに生息しているのか?東京でも見れることがあるのか?ちょっと範囲を広げて関東では?

といったことについてまとめてみました。

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雪虫とはどんな虫なの?白くてかわいいって本当?

雪虫とは、その見た目からこのような名前で呼ばれる虫ですが・・・

実は、正しい名前は違っていて種類も一種類ではありません。

 

代表的な種類では、

「トドノネオオワタムシ」

「リンゴワタムシ」

がいます

綿(わた)を体にまとっている姿をしているので、飛んでいる姿が雪のように見えることから、雪虫と言う名前で呼ばれています。

 

白い小さな綿がふわりと飛んでいるように見えるので、手に取って見るような距離でなければ、とってもかわいい見た目の虫です。

雪の妖精、なんて呼び方がされることもあるくらいですよ^^

 

雪虫はこんな虫です。写真のように、近くで見ると「え?どこがかわいいの?」なんですが^^;

 

この雪虫の正体。

知ってしまうとちょっとガッカリしてしまうかもしれませんが・・・

「アブラムシ」の仲間なんです

綿のように見えるフサフサは、繊維状になっているロウ質と言われています。

 

雪虫とは、羽を持って誕生するアブラムシが白いフサフサをまとっているもののことをこう呼んでいます。

地域によっては「綿(わた)虫」と呼ぶ人もいます。

 

雪が降る前の気温が下がってきた頃に、産卵のために特定の木を目指して飛び回り、この時に街中でも見かけることになりますが、大量発生になるとそれそれはすごいことに・・・

 

子供の頃には、雪虫を見かければ大喜びしたものです。

かわいいですし、もうすぐ雪が降る=雪遊びができる!としか思っていませんでしたから(笑)

雪虫は北海道だけしかいないの?その理由は?

雪虫と言えば北海道というイメージを持つ人がほとんどだと思いますが、生息場所は北海道だけではありません。

主に北海道ですが、

東北の北部の地域にも雪虫はいます

 

名前に雪とついているだけあって、雪の降る地域にしかいないような感じがしますが・・・

この雪虫とは、雪の降る地域での(主に北海道)呼び名で、その他では、

・綿(わた)虫

・ユキンコ

・オオワタ

・シロコババ

・シーラッコ

・オナツコジョロ

など、地域によってさまざまな呼ばれ方をしています。

つまり、北海道だけにいる虫ではなく、北海道では一般的にこう呼ばれているということなのです。

 

雪虫は、その生態があまり詳しく解明されていない謎多き虫とされていて、寒冷地でない地域でも生息しているそうですよ。

北海道で雪虫と呼ばれているのは、その見た目が小さな綿雪にように見えることもありますが、

秋が深まりこの虫が飛び回るようになると、間もなく雪が降るということから、ということもあるんです

その期間は、1週間や2週間など言われますが、はっきりとした関係があるわけではないようです。

 

私も子供の頃は雪虫を見かけると、そろそろ雪だ~♪なんてわくわくしていましたが、近年では、雪はまだ降らないでしょ?と思うような時期にも見かけることが多くなったように感じます。

 

雪虫は、北海道で時折大量発生することもありますが、たくさん飛んでいる=きれいに見える、ということはありません。

やはり、ほどほどの数がいいですね^^;

チラホラとただようくらいの数が、白くてきれいでかわいいです♪

 

大量発生することはめったになく、また北海道全域で起こる現象でもありません。

この時期に旅行をお考えの方は、安心して観光してください^^

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雪虫は東京で見ることができる?関東地域では?

雪虫を見てみたい!

かわいい虫と言われれば一度は見てみたいという人も多くないでしょうか?

ですが、北海道以外に住んでいる場合、海を渡らなければならないですし、遠くてなかなか旅行に行ける場所でもありませんね^^;

 

実は、東京にも雪虫はいるんですよ

東京だけでなく、関東地域にももちろんいます。

 

上の方で雪虫の色々な呼び名をご紹介しましたが、その中の、オオワタ・シーラッコ・シロコババなどは東京地域での呼び名だそうですよ。

また、水戸地域ではオユキコジョロと呼ばれることもあるそうです。

ちょっとおもしろいのが、京都地域で呼ばれる、「白子屋お駒はん」という名前。何となく納得してしまいます(笑)

 

東京での「オオワタ」や京都の「白子屋お駒はん」などから、白い綿がついたアブラムシの仲間の虫というのが想像できますね^^

雪虫は寒い時期だけでなく、場所によっては夏に出没することもあるようです。

 

え?と思うような時期に咲かないはずの花が咲いたり、うそでしょ?という時期に見かける虫もいますよね。

そんな感じで、雪虫も夏に見ることができるかもしれませんね^^

 

あとがき

北海道で雪虫と呼ばれている虫の正体は実はアブラムシの仲間なのでちゃんとした虫です。

雪の妖精なんて呼ばれることもあるくらい、白いふわふわの体は確かにきれいでかわいいです^^

・・・が、歩いている時に多く飛んでいるとちょっとやっかいな虫でもあります。

綿のようなふわふわは髪や衣類にくっつきやすく、この白い物質・・・パンパンとはたいただけでは落ちてくれないんです^^;

 

それでも、見た目がかわいい虫に見えることは間違いありません。

北海道だけではなく、東京、関東地域でもいる虫なので、山に近い場所などでもしかしたら出会えるかもしれませんね^^

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