お部屋に敷いているカーペット。
実はダニがたくさん潜んでいる?なんて心配になったことはありませんか?
赤ちゃんのいるお家だと、床にあるものを拾って口に入れたら・・・
なんて余計気になってしまいますよね。
調べてみるとカーペットの表側にはなんと5000匹~一万匹、恐ろしいことに内部には10万~2百万匹、なんていうデーターがあることがわかりました。
少しでもダニをいなくするためには、何か特別なお掃除方法があるんでしょうか?
このあたりを調べてみました。
カーペットにいるダニを退治するにはどんな方法がいい?
カーペットには想像を超えるほどの量のダニが生息していることがわかりました。
これ・・・なんとかしたいですよね?
退治する方法を調べてみましたので参考にしてくださいね。
アイロンのスチームをかけてダニを死滅
一度掃除機がけをしたカーペットにアイロンから出るスチームをかけていきます。
ダニは60度以上の熱で死滅するため、
高温のスチームをかけるのは効果大です!
ここが気になるわ、という場所は数十秒など少し長めにスチームを当てると良いですね。
カーペットを傷めてしまわないよう、濡らして固く絞ったタオルなどを敷き、その上から高温設定でアイロン当てをします。
※カーペットのタグで品表示などをしっかり確信しましょう。大切なものには高温スチームは避ける方が無難です。
ダニを死滅させたあとは死骸などを除去するためもう一度しっかり掃除機をかけましょう。
完全に人に無害な退治方法で、家庭にあるアイロンを使うだけなのでおすすめです。
スチームクリーナーがあればさらに簡単で、広い範囲に短時間で高温スチームを当てることができます。
ひんぱんにカーペットをきれいにしたいという家庭では、ひとつ用意してあると様々な用途に使用できるので便利ですよ。
ダニピタ君を敷く
ダニが好きな香りで誘導し、
粘着シートで捕まえ数か月後に捨てるだけのシートです。
このシートの良いところは、生きたままのダニをつかまえることができるため、死骸が飛び散ったりせずアレルゲンを簡単に減らすことができるという点です。
香料は食品添加物と認められているものを使用しているので、赤ちゃんや家族への害もなく安全です。
注意点・・・赤ちゃんや小さい子の目に触れない場所への設置が安心です。
以上、私にもすぐにできると思える安全なカーペットのダニ駆除方法でした。
ダニピタ君はお値段もあまり安くはありませんが、スチームアイロンならどこの家庭にもあり、かかるのは手間と電気代だけなのがいいですね^^
薬品を使う方法などは赤ちゃんのいる家庭では不安もあると思いますので、上記の2つの方法、どちらかを試されてはいかがででしょうか?
カーペットのダニの赤ちゃんへの影響は?
ダニは家中のいたるところに生息しています。
温度が20度~30度、湿度が60%で繁殖するため、6・7・8月に増えやすい害虫です。
昔は冬期間は少なくなるのが通常でしたが、現代では建物の気密性や加湿器などの使用で、1年中減ることなく活発に活動しています。
どこにでもいるといっても赤ちゃんのいるお家ではやはり、カーペットのダニはとっても気になりますね。
生活の中でもカーペットに触れている時間が長く、赤ちゃんは皮膚がやわらかく体温も大人より少し高め。
さらに、みずみずしいお肌となれば、ダニが好んで生息しやすい環境ということになります。
なので赤ちゃんは、ダニに刺されてしまう危険性も高くなります。
ハイハイしている赤ちゃんの場合は特に、カーペットの中に存在するダニの死骸や糞。
これらのアレルゲンを空気中にまき散らしてしまうことになり、その中を移動してくることになってしまいますね。
寝具類のダニ退治もとても大切ですが、カーペットもつねに清潔を心がけ、湿気のたまらないお部屋作りをしてあげましょう。
カーペットにダニを増やさないために普段からできることとは?
カーペットにダニはいて当たり前・・・というくらい、ダニのいないカーペットを敷いているお家は少ないと思います。
ですが、普段からできることでダニの数を減らすことができますので、対策を忘れないようにしましょう。
こまめな掃除機がけ
カーペットのダニ対策では、なんといっても「掃除機がけ」がおすすめです。
できれば、毎日行うのが理想です。
これは、カーペットにひそむダニを吸い取るということもありますが、エサとなるホコリ・垢・皮脂・食べかすなどをなくすことで、ダニの繁殖を少なくすることができるからです。
人も動物も、当然ですが住みよい環境を好みますよね?
ダニも同じです。
その住みよい場所にエサとなるものがあればダニも元気が出て活発化!
エサがある場所へ卵を産んでおけば、新しく誕生したダニの子供だって元気に成長してくれるという・・・人間にとっては最悪な環境になってしまうのです。
掃除機をかけたからといって、ダニがいなくなるわけではありません。
実は、ダニは掃除機で吸い取ろうとしてもガッチリつかまって繊維にしがみついているので、表面近くにいるダニでさえ、すべてを取るのは難しいとされています。
さらに、繊維の奥の方にいるものは、ほとんどが掃除機に吸い込まれることはないとも言われているくらいなんです。
だからこそ、こまめな掃除が必要になります!
ダニ、死骸、エサを少しでもなくすよう、掃除機がけは頻繁にするようにしてくださいね。
湿気をためない
ダニは湿気ある場所が大好きです。
逆に、湿気の少ない場所では活動もにぶり、繁殖するのが難しくなると言われています。
あまりにも湿気の少ない環境だと生きていられなくなることもあるそうですよ。
特に、梅雨時期の湿気対策は重要です。
普段から窓をこまめに開けて換気をするなど部屋の中に湿気をためこまないようにしましょう。
カーペットに吹きかけるスプレーなどもありますが、使った後は換気をして湿気をきちんと取るようにしてくださいね。
ダニ対策はこの2つがとても重要です。
他のことはできなくても、この2つだけはこまめに行っていきましょう。
赤ちゃんのためのカーペットのダニ退治まとめ
目には見えないダニは、カーペットの中にもたくさん潜んでいます。
床に近い場所で長く生活する赤ちゃんは、ダニに刺されたりアレルギーの原因につながってしまう可能性が大きくなります。
アイロンのスチームをかけて掃除機で死骸を吸ってしまうこと。
0匹にすることは不可能ですが、定期的に行うことでダニの数は激減します。
毎日の掃除機がけも心がけましょう。