布団のダニ退治は布団乾燥機と掃除機で!乾燥時間や掃除機のかけ方

布団 ダニ退治 掃除機 かけ方

布団 ダニ退治 掃除機 かけ方

布団の中にひそんでいるダニ。

目には見えないけど、噛まれると強いかゆみが出たり、アレルギーの原因になってしまうこともあります。

 

退治方法で有名なのは「布団乾燥機と掃除機」ですが、

・どのくらいの時間乾燥させる?

・掃除機をかける時の注意点は?

などを知っていないと、せっかくの努力もムダに・・・なんてことになってしまいます。

毎日気持ちよく寝られるよう、布団のダニを退治する布団乾燥機と掃除機のかけ方について知っておきましょう。

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布団のダニを退治するための布団乾燥機と掃除機のかけ方

布団に潜むダニを退治するなら、いつでも自宅で簡単にできる方法が良いですよね。

さらに、お金をあまりかけずにできるなら、これにこしたことはありません^^

 

有名なのは、

「布団乾燥機」と「掃除機」

を使った布団のダニ退治方法です。

知っている人も多いと思いますが、布団乾燥機でダニをやっつけた後に、死骸を掃除機で吸い取るという方法です。

 

日光に当てるとダニは裏側に逃げていくので、実際には退治することができないという話しを聞いたことがありませんか?

じゃあ、布団乾燥機も一緒じゃないの?と思っていがちなのですが実はそうではないのです。

 

ダニは40度の熱30分ほどで、60度の熱一瞬で死滅すると言われている害虫です。

残念ながらお日様で布団をぽかぽか温めただけでは死滅させることは難しいのですが、布団乾燥機の熱でやっつけてしまうことができるのです。

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ですが、熱でやっつけた後に布団の中に死骸を残したままにしてはいけません。

・別の種類のダニが死骸を食べて繁殖する可能性がある

・ダニの死骸と糞がアレルゲンとなってしまう

こういった理由から、掃除機で吸い取ることが大切なのです。

 

布団乾燥機をかけて、さらに掃除機をかけるなんて、ちょっと面倒くさいんじゃないじゃない?と、すぐに私は思ってしまったんですが・・・

テレビ番組の「ためしてガッテン」で以前紹介されていた時に、

・加熱は3か月に一度くらい

・掃除機がけは1週間に1度くらい

と言われていたので、この回数で兼ねるとそれほどの労力でもないかな~と思えます。

 

布団のダニ退治方法の手順

1時間ほど前から部屋を暗くしてダニを活発にさせる

ダニは明るい時にはあまり行動しない性質があるので、布団の奥の方に隠れています。

部屋を暗くしておくことで活発になり、奥から外側へ出てくるので乾燥機の熱に当たりやすくなります。

 

通常は布団に対して縦にセットする乾燥機の袋を、横向きに置いて、それを包み込むように布団でまく

布団乾燥機の袋は布団の隅々にまで当てるのが難しいため、布団で包むことで全体に熱をが行きわたりやすくなります。

 

90~120分ほど布団乾燥機をかける

時間が短いと布団の表面にしか熱が届きません。

しっかりと時間を長めにかけることで、布団内部まで熱さが伝わりダニをやっつけやすくなります。

または、片方ずつ順番に、両方の面に熱を与えるのも良いですね。時間はかかりますが、こちらの方がよりダニを退治することができると思います。

 

ダニの死骸を掃除機で吸い取る

ダニの死骸はアレルゲンになりやすく、死骸を食べる害虫のエサになり繁殖してしまうことがあります。

しっかり掃除機で吸い取るようにしましょう。

 


 

乾燥機の袋を布団で巻いた時、ビニールひもで結ぶと簡単です。

がっちり結んで取れないようにし、使い終わったらハサミで切って捨ててしまえばOKです。

 

できれば、乾燥機を当てた裏側も同じようにしましょう。

理由は、これですべてのダニが死滅するわけではないからです。

お日様に当てた時のように、布団の裏側に逃げていってしまうダニもいるため、両面から乾燥させて掃除機をかけるのが理想です。

裏側もとなると時間もかなりかかってしまい、ちょっと大変な作業になってしまいますが、時間のある時だけでも両面から乾燥機の熱を当てて退治してくださいね。

 

ただし、布団乾燥機を使うのは3か月に1度でいいとも言われています。

一度かけたら次は1か月後に裏面を、などと繰り返していくという方法でもよさそうですね。

 

掃除機をかける時はできるだけゆっくりノズルを動かします。

1平方メートルに対し、およそ20秒くらいの時間をかけてゆっくり動かすようにしましょう。

掃除機が布団を吸い取ってしまってかけるのが難しいという場合は、布団専用のノズルもあります。

ホームセンターでもたいてい、1,000円以下で買えるものが売っています。つなぎ手のパイプ付のもののが方がおすすめです。

 

また、布団乾燥機を使うことのメリットとして、布団の湿気を取りダニが住みにくい環境を作ることができる、ということがあります。

ダニを死滅させることだけが目的ではないので、期間や時間などにあまりとらわれずに、できる時だけでも!という感じで布団を乾燥させてくださいね。

 

ダニといえば布団やカーペットなどに、無数に潜んでいると言われるいやな害虫です。

「最近、寝ている間に何かに刺されているようだ。」なんてことはありませんか?

もし、一度でもそんな感じがしたら、布団の中が大変なことになっているかもしれません。

 

そもそも布団の中はダニだらけ。

ダニにとっては住みよい最高の場所なので、布団の中に一匹もいないなんてことはありえないのです。

毎日長い時間睡眠に使う布団ですから、できるだけ清潔に使えるよう家族のためにもしっかり対策をしてくださいね。

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布団のダニは掃除機をかけるだけでも退治できる?

布団の中にいるダニって掃除機をかけるだけでも退治できるんでしょうか?

 

残念ながら答えは「いいえ」です。

 

布団の表面に掃除機をかけても、中にいるダニまでは吸い取ることができないのです。

その理由は、ダニの足の先についている爪の形になります。

実は、ダニの爪は繊維にしっかりしがみつくことができるよう、カギ型になっていたり吸盤のようなものまであるんだそうです。

なので、生きているダニに対しては、掃除機が布団の表面を吸ったくらいでは離れてきません。

表側にダニが歩いている時なら別ですが、中に入っているダニはほとんどが吸い取れないと考えられます。

なので、最初に熱でやっつけてしまってから、死骸を掃除機で吸い取ることが必要なのです。

 

死骸、糞は生きているダニそのものよりアレルギーの原因となると言われています。

なので、掃除機で生きているダニは吸い取れないとはいっても、定期的に布団の掃除機がけは重要ですね。

外側にいるダニを吸い取れることもありますし^^

かけるときの時間の目安は、表裏それぞれ1㎡あたり20秒間です。

飛び散ったり死骸がバラバラになると飛び散りやすくなるので、ゆっくり静かに吸い取るようにしましょう。

 

ノズルが布団に吸いついてかけにくい時は、布団がけ専用の取り換えノズルがあるとかけやすくなりますよ。

種類はいろいろありますが、ホームセンターなどでも1,000円以下で販売されているものもあります。

ひんぱんに使わないかも?と思う時は、まずは安目のものを買って使ってみてはいかがでしょう?^^

 

ダニといえばカーペットにも多く住んでいる害虫なので、赤ちゃんがいる家では特に心配ですよね?

カーペットのダニ退治方法をこちらにまとめています。
よろしければ参考にご覧になってくださいね。

カーペットのダニ退治方法・安全に掃除するには?

布団のダニが退治できない間違った方法とは!?

一見してダニの退治に効果がありそうで、実はほとんど効果が得られない方法というのがあります。

 

布団を干してお日様に当てる

これは、お日様が当たっただけでは、ダニを死滅するほどの熱を持たないというのが理由です。

さらに、日が当たっている側だけ熱くなっても、ダニは裏側の涼しい方へ移動して逃げてしまいます。

ダニが好きな湿気を布団からなくすという意味では、お日様に当てて乾燥させるのも良さそうです。

 

外でバンバン布団を叩く

昔は布団と言えば外に干して、布団叩きで思いっきりバンバン叩くのが布団をきれいにする方法でした。

ですが、実はこれも間違いです。

布団を叩くことで中に入っているダニの死骸や糞が細かく砕けてしまいます。

いくら叩いてもすべてのアレルゲンを外にまき散らすということはまず不可能です。

結果、部屋の中で細かく飛び散りやすくなったアレルゲンが舞ってしまうことになるので、布団は叩いてほこりを出すよりも、掃除機でしっかりと吸い取る方が効果的です。

また、最近では布団たたきの音で近隣との騒音トラブルなどの心配もあります。布団のほこりなどは掃除機で吸い取る方が良さそうですね。

 

ファブリーズなどの除菌スプレーをかける

実は、除菌スプレーには除菌や殺菌効果があるものの、ダニを死滅させる効果などはありません。

ダニが好む生息しやすい環境を作りにくくする効果はありますが、スプレーをかけただけではダニは死滅してくれません。

乾燥機などで布団を乾燥させる方が効果的です。

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布団のダニ退治に関するまとめ

布団のダニを退治するおすすめの方法は、やはりなんといっても「布団乾燥機」です。

熱を加えてダニを死滅させ、死骸や糞、ホコリなどを後から掃除機で吸い取りましょう。

布団を乾燥させることで、湿気を好むダニが住みにくい環境を作ることができます。

布団乾燥機をかけるのは3か月に一度、掃除機がけは1週間に1度といわれていますので、ムリなく、定期的にダニ退治をしていきましょう。

 

また、掃除機でホコリや人の体からでる皮膚(垢)などを吸い取るだけでも、ダニの繁殖を抑える効果が期待できます。

乾燥させる時間がない時は、掃除機がけだけでもというようにしてみてくださいね。

 

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