CMやテレビショッピングなどでも時々見かけたりしますが、「高反発」と「低反発」というのを耳にし、最近この違いがやっとわかりました。
この2つの違いって何だろう?
腰痛にはどっちのマットがいい?
首にやさしい枕はどっち?
など、高反発と低反発についてまとめました。
高反発と低反発の違いってどんなところ?
寝具類で高反発と低反発というのを聞いたことがあると思いますが、この違い、実は良くわからないという人も多いですよね?
この2タイプの違いを簡単に説明すると、
・低反発・・・やわらかく体が沈み込む
ということです。
・・・が、これでは簡単過ぎますね^^;
なのでそれぞれの特徴と違いをご紹介します。
・高反発素材
弾力性があって、重みをかけてもグッと沈み込み過ぎないのが特徴です。
布団に体が沈み込み過ぎないため、寝返りをしやすいというメリットがあり、寝ている間に自然に体をほぐしやすいとも言える素材です。
また、寝姿勢の耐圧を上手に分散できることで、就寝中の体への負担が少ないという特徴もあります。
素材上、通気性も良く変形もしにくいので、比較的長期間使用しやすいというところも良いですね。
・低反発素材
重みで体がグッと沈んでいくため、体にフィットするような感覚が心地の良さを感じる素材です。
重みをよけても凹んだ部分が元の形状に戻るのがゆっくり。
この反発力が弱いので、低反発というわけです。
高反発とは違い、寝ている時は体が沈み込んでいるので、寝返りを打つ時に体に負担がかかってしまうというデメリットがあります。
高反発と低反発の違いはマットではどう?
寝る時に使うマットをどっちにしたらいいの?
ちょっと迷ってしまいませんか?
高反発と低反発それぞれにメリットもデメリットもあるので、自身に合わせたものを選びましょう。
高反発マットの場合は、マットに体が沈み込みにくいため
寝返りがスムーズにしやすいというメリットがあります。
寝返りを打つと就寝時の体への負担を分散することができます。
一晩の寝返りの回数は大人ではおよそ20回と言われていて、この寝返りによって寝ている間の体を柔軟に保ってくれます。
寝返る回数が極端に少なくなると、骨が曲がりやすくなり腰痛の原因につながることもあります。
そのため、最近では腰痛持ちの人は、高反発のマットレスの使用をすすめられることが多いようです。
その他にも高反発マットには通気性が良いという点もあるので、寝汗をかきやすい人にもおすすめです。
デメリットとしてはちょっと値段が高めのものが多いことと、通気性が良いので冬には寒いと感じることもあるかもしれません。
低反発マットは、体が沈みやすいため包まれるようなフィット感が就寝しやすく寝心地の良さが特徴です。
横向きになって寝た時も姿勢が安定しやすいこともあり、低反発マットで腰痛がやわらぐという人もいます。
価格が高反発より少し安めの商品が多いのも魅力です。
ですが、しばらく使っていたら凹みがすぐに戻ってきてしまうようになった。
↑ このように、素材自体が低反発ではなくなってしまうのが早いものがあるので、安易に安すぎる物に飛びつくと逆に損をしてしまうかもしれませんので気をつけてくださいね。
デメリットは高反発に比べ耐久性が良くないこと、通気性があまり良くないので夏場は蒸れやすいことなどです。
腰痛改善にはどちらがいいか?となると、高反発が良かったという人もいれば、低反発で改善できた、という人もいて個人差があるようですが、腰痛対策で考えるならば高反発マットの方が人気が高くなっているようです。
高反発を使ってみたいけど少し不安・・・という人は、返金保証があるマットレスを試してみるのもよいかもしれませんね^^
楽天市場で寝具のランキングを見るのも参考になりますよ。
使用感想をレビューで確認すると、良い布団が見つかるかもしれません^^
高反発と低反発の違い | 枕はどっちがいい?
高反発マットが質の良い睡眠ができると、最近では注目を集めていますが、だからといって、枕も同じでなければいけない!ということはありません。
使用感はマットと同じになりますが、頭を乗せる枕の場合は、
低反発では頭が沈んでフィットするので、首への負担が少ない枕といわれています。
ですが、近年に多いストレートネックの場合は、長い時間同じ姿勢になるのは良くないため、低反発よりも高反発の方が良いと言われています。
沈み込む気持ちよさが好きで低反発の枕を選ぶ人も多いようですよ。
やはり、マットと同じく通気性が良くないので、頭が蒸れて寝にくいという人には不向きです。
価格は安いものから高いものまでありますが、耐久性などを考えずに選べば安価で購入できるものもあります。
高反発の枕は寝返りがしやすいので肩こり防止には向いているようです。
極端に硬いわけはないので寝心地が悪いということもありませんが、ふわ~っとした枕に頭を沈めて寝たい、という人にはフィット感が物足りないかもしれません。
通気性に優れているので、頭部を涼しく寝たい人にはおすすめの枕です。
マットと同様、こちらも少し値段が高くなっている商品が多くなっています。
まとめ
高反発と低反発の違いは簡単に言うと「硬さ」です。
高反発は少し固めで寝返りがしやすく、腰痛や肩こりなどがある人に選ばれています。
逆に、低反発はやわらかめで体がグッと沈みやすいので、心地よいフィット感が就寝しやすく感じる人も多いようです。
それぞれの良い点・良くない点を確認して、寝心地の良い方を選びましょう。
素材も大切ですが、枕は特に形や高さも自分の体に合わせて寝心地の良いものを選んでくださいね。