タンスの中がカビ臭い原因は?服までクサイ!消す方法と対策

タンスの中 カビ臭い 原因 生活

タンスの中 カビ臭い 原因

カビが生えているわけでもないのに、タンスの中がカビ臭い。

服にまで臭いがついてしまって困ってるということはありませんか?

見えないカビの臭いを消すことってできるんでしょうか?

その方法や対策などについてまとめました。

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タンスの中がカビ臭い!カビがないのに服まで臭う原因は?

タンスにカビが見当たらないのに引き出しを開けると臭いがする。中の服までカビの臭いがしているみたい。

見えないカビにイライラしてしまうことってありませんか?


タンスにカビがないのにカビ臭いのはなぜ?

この原因で考えられることは、

・タンスの裏側

・引き出しを抜いたタンスの内側

・引き出しの外側

・タンスに継ぎ目の見えない場所

こういった場所にカビが発生している可能性があります。

 

タンスの引き出しを開けるとプワ~っとカビの臭いがすると、まずは引き出しの中のカビを疑うと思うのですが、見当たらない場合はこのような見えにくい場所にあることが多いです。

目に見えるカビが発生していなくても、カビが生える前の臭いや湿気が何かと混じった時にもこういったカビの臭いをタンスの中から感じることもあります。

 

また、タンスそのものではなく、

・タンスの後ろ側の壁

・置いている下のカーペットや畳

こんな場所にカビがあったり、カーペットの裏側にカビが生えていて、その臭いがタンスの中に漂ってきているということもあります。

 

中に入れている洋服がカビ臭い時は、

・タンスそのものから臭いがうつっている

・見えないけど洋服自体にカビができている

このような原因であることがほとんどです。

普段はあまり着ない服はタンスの中でカビ臭さが増してしまいますし、いくら目をこらしてみてもカビがないのに、という時は繊維のすき間にカビや雑菌が残っていることもあります。

 

カビの原因はそのほとんどが「湿気」です。

湿度や温度、カビのエサになるものがあるなど条件がそろってしまうとカビはどんどん増えてしまいます。

空気の動きが少ないタンスの中はカビがとても発生しやすくなってしまうんですね。

 

木は臭いが吸収されやすい素材なので、木製のタンスはカビの臭いをよく吸い込んでしまいます。

かといってプラスチック収納が良いかといえばそうでもなく、プラスチックは湿気がたまりやすいのでカビができやすい素材とも言えます。

また、プラスチックケースは臭いがこもりやすい素材なので、あっという間に大切な衣類に臭いがしみ込んでしまいやすくなります。

 

タンスや洋服のカビの臭いは、湿気の多い季節に特に発生しやすくなりますが、冬でも油断はできません。

冷たい空気との温度差でタンスの中や裏側にも湿気が出やすいからです。

一度でもカビができたり臭いが出たことがあるという場合は、できやすい環境にあるので年中気をつけていかなければなりませんね^^;

ですが、対策の前にまずは臭いを消して一度すっきりさせましょう。

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タンスの中のカビ臭いを消す方法

タンスの中のカビの臭いはそのままにしておいても消えてくれません。

それどころか、だんだん臭さが増してしまったり、洋服にもしみ込んで洗っても取れない!なんてことにも・・・

なので、臭いを感じたら早めにカビを取り除きましょう。

臭いを消すには、当たり前ですがカビを除去する必要があります。その方法をご紹介します。

 

タンスの中のカビ臭いを消す

目に見えるカビは、濡らしてがっちり絞った雑巾などで取り除きます。

この時の注意点は、一気にガーッと雑巾で拭いて取ろうとしないことです。

黒カビがそのまま木に広がって、取れなくなってしまうことがあります。

濡らした雑巾を押し当てて取る、というイメージで少しずつ取り除きましょう。

 

拭いても広がらないくらいまでカビが取れたらゆっくり、広がらないように気をつけながら拭き取っていきます。

また、カビが目に見える部分だけではなく、周りに菌が付着している可能性大なので、きれいに見える部分も一緒に拭いていきます。

 

カビがフサフサしてたくさんついているような場合、乾いたぞうきんやハタキなんかでパタパタやって取ってしまいたくなるかもしれませんが、これはNGです!

カビの胞子が部屋中に広がってしまい、部屋のあちこちにカビが生えるなんて怖いことにもなりかねません。

カビを取る時はできるだけ静かにというのを忘れないように取ってくださいね。

カビをふき取った雑巾で何度もタンスを拭くと、他の部分に菌がついてしまう可能性もあるので、何枚も用意したり、古くなった衣類などを切ってボロ布を使うと、拭いてそのまま捨てるだけで面倒もありません^^

 

その後、乾いたきれいな布で水分をふき取って、日陰で風を当ててしっかり乾かします。

引き出しなら風通しの良い場所へ。タンス本体で風を当てられない場合は扇風機を利用しましょう。

日光に当てて乾かすというのも良い方法ですが、まれに変色や変形することがありますので、十分気をつけて行ってくださいね。長い時間お日様に当てるのはやめた方が無難です。

 

洋服についたカビの臭いを消す

けっこうキツイ臭いがするなというものでも、まずは「通常の洗濯をしてみる」というのを試してみましょう。

ジャブジャブ洗う丸洗いの方が臭いが落ちやすいです。

ドライコースのようなやさしい洗いだと、きつく染みついたカビの臭いは取れないことも多いです。

さらに、液体洗剤を使っていたら「粉タイプの洗剤」に変えてみましょう。臭い落としが目的なら、粉洗剤の方がよく落ちる、という主婦の声が多いですよ。

ただし、洗剤の残りかすは雑菌のエサになってしまうので、溶けやすい粉洗剤を使ってすすぎをしっかりするようにしてくださいね。

 

乾かす時はお日様に当てるか、湿気の少ない日に風通しの良い外へ。それがムリな状態でしたら除湿機などで乾いた風を当てて乾かすようにします。

洗濯した衣類などは、乾くまでの時間がかかるほどに雑菌が増えてしまい、カビやその他の臭いが発生しやすくなります。

短時間で乾かすことで雑菌は抑えられ、その分臭いがしにくくなるので短い時間を目指して乾かしてみましょう。

 

それでも取れない場合は、

・重曹やセスキ炭酸ソーダで洗ってみる
(つけ込み洗いも効果的)

セスキと重曹の違いやそれぞれの作り方使い分け

 

・煮沸をしてみる
(大切な衣類は避けておきましょう)

服についた臭いを取る洗剤や洗い方

 

洋服に強く染みついたカビの臭いは、洗ってもなかなか落ちないものもありますが、簡単にできる方法はやってみても損はないと思います。スッキリ取れることもありますよ^^

 

タンスの中のカビ臭いを発生させない対策

タンスの中 カビ臭い 対策

タンスの中にカビ臭いがする場合、タンス本体や後ろの壁、下のカーペットや畳などにカビが生えている可能性があります。

カビ自体はまだ発生していないけど、これから目に見えて出てくるということもありますが、どちらにしてもカビが生えやすい環境にあるということになります。

少しでもそれを防ぐために、対策も忘れずに行っていきましょう。

 

簡単にできる対策としては、このようなものがあります。

・入れる衣類は完全に乾かす

・衣類を詰め込み過ぎず空間を作る

・タンスの中にホコリをためない

・湿気を吸収できるものを置いて定期的に交換する

・引き出しを閉めっぱなしにしない

・引き出しを少しだけ開けておく

・定期的に風を当てるようにする

・一度着た洋服は洗わずにしまわない

・タンスの後ろが壁と少し離す

簡単にできることだけでもしてみてくださいね^^

 

部屋の中に湿気をためないことも大切です。

窓を開けて換気をしたり除湿機で部屋に湿気をためないということも意識しましょう。

衣類に残っている雑菌がタンスのカビの原因になることもあるので、洗濯したものはきっちり乾かずのはもちろんですが、洗濯機の洗濯槽に雑菌がいっぱいの場合は洋服などにその雑菌がついてしまいます。

洗濯槽も専用の洗剤などで定期的に汚れ落としをしてくださいね^^

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あとがき

タンスの中のカビ臭さってたまりませんよねT_T

今日はこれを着ていこう!と思ったらお気に入りの洋服がカビの臭いで・・・なんてことになってしまうかもしれません。

引き出しの中はカビ以外にも、湿気や木材、使われている接着剤などで鼻をつくような臭いがこもってしまうこともあります。

香り柔軟剤や香水、香りの強い洗剤なども、色々なものと混じり合って不快な臭いになることもあるので気をつけてくださいね。

 

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