新しく買って届いたタンス。
わくわくしながら洋服をしまおうと引き出しを開けてみたら・・・
なんか、臭いがする( ̄□ ̄;)
こんな経験がある人も多くないでしょうか?
意外と多い新しいタンスの臭いの原因や臭いを取るための方法などについてまとめました。
新しいタンスなのに臭いがする原因って?
新品のタンスを買ったのに、なんだか変な臭い・・・
せっかく買ったのにこれはイヤですよね。
だけど、本当に困るのは「中の服にまで臭いがうつる」ということではないでしょうか?
きれいにした洋服をしまう場所なのに、逆に臭くなってしまうなんて、それはないですよねT_T
新しいタンスの臭いの原因は何?
新しいタンスから臭いがすることで考えられるのは、
・使われている接着剤の臭いが残っている
・使われている防腐剤の臭いが残っている
このような原因のことが多くなっています。
木の臭いというのは、それぞれの木の種類によって、臭いもきつさも違っていますが、使っているうちに徐々に薄れていき、気にならない程度になっていくのが一般的です。
なかなか取れないと言われているのは接着剤や防腐剤の臭いで、中には塗料の臭いがプンプンしているものもあるようです。
木製のタンスは臭いというより、香りがすると意識でかいでいるとあまり苦にならないかもしれませんね。
ですが、洋服にうつっても困るものですし、これから新しくという場合は、家具屋さんで臭いの少ない木を使って作られているものを選ぶ方が良いでしょう。
このあたりは、家具屋さんでプロの方に相談してみるのが一番です^^
そして、長く残ってしまうと言われている接着剤や防腐剤ですが、ツンとくるような臭いの場合はこちらの可能性が大きくなります。
酸っぱいなどと表現されることが多い臭いです。こちらにまとめてありますので参考にしてみてくださいね。
新しいタンスの臭いを取る方法はある?
新しいタンスの臭いは、木の素材か接着剤などの化学物資が原因ということが多くなっています。
どちらにしても、臭いを取る方法は同じようなことになりますので、その方法をご紹介していきます。
手軽にできること
・引き出しを少し開けっぱなしにする
引き出しが閉まっているとタンスの中に臭いがこもりやすくなってしまうので、少しずつでも引き出しを開いた状態にしておきます。
1日2日では取れてくれませんが、何日も空けておくと徐々に臭いがやわらいできます。
・風を当てる
部屋の窓を開けて空気を通すのも良いですが、直接風を当てることで、臭いを少しずつ軽くすることができます。
当てる風は扇風機やサーキュレーターなどでOKです。
取り出した引き出しに直接風を当てるようにしますが、できれば、タンスの前に引き出しを置いて、扇風機などの風が引き出しからタンスまでかかるようにします。
1日ではなく、軽くなるまで何日も連続して当ててみましょう。
・臭いを吸収できるものを入れる
タンスの中の臭いを吸収できるもので使いやすいのは、重曹・竹炭・臭い吸収用シート・タンス用無臭タイプ防虫剤などです。
いやな臭いを取るために芳香剤などきつい臭いのするものを入れるのはやめておきましょう。混じり合って不快なにおいを発生させてしまうこともあります。
ちょっと手間をかけて
・引き出しを水拭きする
取り出した引き出しを水拭きします。1つ1つ丁寧に拭いていきましょう。
その後、必ず空気を当てるなどして完全に乾かします。
半乾きになると湿気とカビの心配があります。かえってひどい臭いになってしまうこともあるので気をつけましょう。
新しいタンスの中が臭い場合、このような方法で臭いを軽くすることができます。
それでもツンとくるような臭いが取れない場合は、木の臭いではなく接着剤などの臭いが残っていることも。
完全には取るのが難しいと言われる臭いですが、引き出しの中にこもらないように気をつけていれば、いく分やわらげることができます。
使いたくないほどクサイ!というほどでしたら「天日干し」という方法もあります。
この場合、長時間当てると変形してしまう木の素材もあるので気をつけてくださいね。
最終手段として行ってみるのも良いと思います。
新しいタンスの臭いを少しでも早く取るために
木製の家具といえば、タンスに限らず素材の臭いがするというのが一般的です。
その中でも、タンスは身に着ける衣類を入れて置く場所なので、取り出した洋服を着たら臭いが気になることが多いですよね。
また、生活臭のあるリビングではなく寝室であったり、クローゼットや押し入れなど扉を締めておく中に入れている場合もこもった臭いが強く感じてしまいます。
なので、新しいタンスの臭いが気になる場合は、
・できるだけ風通しを良くする
・中に入れる衣類をギュウギュウ詰めにしない
・引き出しを閉めっぱなしにしない
・しっかり乾いた洋服をしまう
など、少しでも早く取るようにしましょう。
特に、湿度が高くなる季節は要注意です!
じめッとした空気は部屋の中でも何となくイヤな臭いがするように、閉じられた引き出しの中ではその臭いがこもりやすくなってしまいます。
きちんと乾いていない洋服をうっかりしまってしまうことで、湿気の臭いが充満してしまったり、見えない場所にカビが発生して広がってしまうこともあります。
また、最近流行の香り柔軟剤は、タンスの中の臭いを消すどころか、混じりあってキツイ臭いになることもあります。
タンスの中の臭いは入れている洋服に染みつきやすいので気をつけてくださいね。
関連記事あとがき
新しいタンスは、大小に限らず最初は特に臭いがするものです。
ですが、これが木の素材で天然の臭いならあまり不快感もないですよね。通常、使っているうちに臭いも薄くなってきます。
何年たっても取れない臭いは、接着剤や防腐剤の可能性が大きくなります。
我が家にもツンとくる酸っぱい感じの臭いが20年ほどたっても取れないものがあります。
1つは4段の小さい引き出しタンスだったので最終的には処分。もう1つは和洋セットの大きいものなので処分するにもできず置いてありますが、洋服につく臭いに耐えられずほとんど使っていない状態です(泣)
ですが、頻繁に使っていた当時は、やはり臭いは使っていない今よりずいぶん軽かったですね。開け閉めで空気の入れ替えが毎日できていたおかげだと思います。
このように、タンスの中にこもる臭いを出し空気を入れ替えるというのは臭い取りには有効であり大切なことです。
風を当てるなどの方法で少しでもやわらぐよう、試してみてくださいね。