カメムシと言えば臭いがきついことで有名な虫ですが、建物の壁にピタッとくっついて、あまり動かないメージがありませんか?
見た目は気持ち悪いけど、攻撃性のない温厚な虫にも見えてしまいますよね。
だけど、
人を刺すというのを知っていますか?
こんな気持ち悪い虫に刺されると思うとぞわっとしますねーー;
そんなカメムシは、どんな時に人を刺すのか?
また、その時に出る症状や対処法は?といったことを、もしもの時のために知っておきましょう。
カメムシが人を刺すというのは本当なの!?
カメムシと言えば臭い。
その他の害ってあまり聞くことがないですよね?
だけど・・・
中には雑食性の種類もいて、動物の体液を吸って生きているものもいますが、カメムシのほとんどは草食です。
植物の茎や葉、果実などの汁を吸ってエサにしていますが、時折、人を刺してきてしまうこともあります。
吸血のため、というよりは、間違ってブスッ!としてくるようですね。
カメムシは、汁を吸うために口がストロー状の針になっています。
植物の茎や実までも刺してしまうというくらいですから、なかなかするどいんでしょうねーー; 人の肌へ刺さってしまうのも、おかしくないことです。
基本的には、吸血や攻撃のために向かってきて刺すわけではありませんが、間違えて刺してきたり、刺激を与えてしまった時などに刺してくると言います。
そうは言っても、自分からわざわざ、あの臭いカメムシに近づくわけではないんですよねT_T
気が付いたら自分の体にとまっているということがほとんどです。
カメムシが多くいる場所に住んでいたり、レジャーなどで生息数の多い所へ行く時は用心してくださいね。
カメムシに刺されるとどんな症状が出る?
できるだけ近寄りたくないカメムシ。
だけど、カメムシの方からこちらに近寄ってきて、間違えて刺されてしまうこともあります。
何となく攻撃性が低く見える虫なのですが・・・
刺された経験のある多くの人が、ハチに刺されたか?と思うくらいの痛みと感じているようで、数日間この痛みが続くことが多くなっています。
痛みが続く日数は人によって違いがあり、3日くらいという人もいれば、1週間くらいという人もいます。
ジンジンするような痛みが続くことで、毒性が心配になると思いますが、命にかかわるような強い毒性はないと言われています。
ただ、刺した相手を弱らせるための毒液が発せられるので、これが刺された時の痛みにつながってしまいます。
そして、この毒液によって刺された箇所が青紫っぽくなったり変色してしまうこともあります。
日本にいるカメムシの場合は、特に深刻な病気につながる心配もないようですが、痛みが強い・長く続くなど心配な状態でしたら病院で診てもらう方が安心ですね^^
アレルギーの心配もまったくのゼロではありません。アレルギーを持っている人は特に、注意深く体の変化を確認してみてください。
カメムシに刺された時の症状まとめ
・変色
・腫れる
・アレルギー
・患部が固くなる
・かゆみ
これらの症状のすべてが出るというわけではありませんが、肌の弱い人はかぶれることもあるので気を付けてくださいね。
カメムシに刺されたら?知っておきたい対処法
もしもカメムシに刺されたら?
カメムシは、刺した相手を弱らせるために毒液を出すと言われていますが、これは毒性の強いものではないので、慌てないようにしましょう。
これだけでも、ほとんどの場合は問題ありません。
②患部を消毒する
これは念のための処置です。肌が弱い人の場合、カメムシが出す液体で肌かぶれを起こすことがあるので、念のために消毒しておくようにしましょう。
カメムシに刺された時の対処法はこの2つです。
単純ですが、傷口から菌が入ったりしないよう、刺された部分を洗った後、消毒しておくとさらに安心ですね。
また、その後は体調に変化がないかも気にするようにしましょう。
カメムシに限らず、虫に刺された場合の過剰反応で、まれにアナフィラキシーを引き起こすことがあります。
ひどい状態にならなくても、動機が激しくなったり吐き気を感じたり、何かしらの症状が出た場合は病院で診てもらってください。
ですが、そんな症状が出る前でも不安な時は診てもらておいた方が安心ですよ。
あとがき
カメムシの被害と言えばあのキツイ臭いだけだと思ってた・・・刺すという話を聞いたことがある・・・などなど、ちょっと疑問に思っていたことは解決できましたか?
カメムシはストローのような針を口に持っていて、刺してくることがあるので気を付けてくださいね。
刺してくると言えば蚊が代表的ですが、カメムシは蚊に比べると体も大きいですので、その分痛みも大きくなります。
もしも刺されたら、すぐに流水で洗い、消毒液があれば患部を消毒しておきましょう。
その後は体調が悪くなったりしないか注意してくださいね。不安な場合は病院で診てもらう方が安心です。
刺された痛さを想像する前に、カメムシが自分の肌にくっついたことを想像するだけでクラクラめまいがしてしまいそうですが・・・^^; 覚えておくと慌てず対処することができそうです。