家の中で飛び回るコバエ。
すぐに自分の方へ寄ってきてうっとおしい!なんてイライラしてはいませんか?
どうして人に寄ってくるんでしょうか?
もしかして人を刺すの?
昼間に多い感じがするんだけど・・・
こんな疑問について調べてみました。
コバエが人に寄ってくるのはなぜ?うっとおしい!
テレビを見ていると目の前をサーっと横切る。
キッチンに立っていると顔の周りを飛び回る。
部屋の中にいるコバエがなんだかすごく、自分に寄ってきているような気がしませんか?
うっとおしい!と手ではらっても、すぐにまた顔の周りに寄ってくることが多く感じますよね。
実はこれ、気のせいではなく、コバエの習性に原因があるようです。
コバエが人に寄ってくるのは?
原因として考えられることは、コバエの習性として黒っぽい色を好むということがあります。
そのため、衣服が黒っぽかったり濃い青を基本にした縞模様を着ているとコバエに好かれやすくなります。
髪が黒いことも、顔の周りに寄ってくる原因のひとつなのかもしれませんね。
また、ローズ系のにおいに誘われやすいという特徴があるので、メイクやパヒュームの香料がローズ系のものを使用していると、コバエが寄ってきやすい環境となります。
さらに、本人が清潔にしていても、アルコールを大量に摂取した場合体から発酵臭がすることがあります。
このように、飲酒が原因でコバエが寄ってくることもあります。
コバエが寄ってこないようにするには?
コバエが近寄ってこないようにするには黒っぽい服を避けて、ローズ系の香料を含まない化粧品を使うことが基本となります。
また、ハーブを利用することで回避することもできます。
ラベンダー、ユーカリ、ニームなど芳香剤の香料として利用されているものは、忌避効果が高くなります。
関連記事こちらもご参考にどうぞ⇒コバエの嫌いな臭いと好きな臭い
家の中では室内、特にキッチンにこういった香りのする芳香剤を置くといいですね。
全てのコバエが近寄ってこない、というわけにはいかないかもしれませんが、対策のひとつとして置いてみるのも良いと思います^^
また、玄関や窓のそばなどの、コバエが侵入しやすい場所へ置くのも効果的です。
コバエの最初の一匹は外からの侵入が原因と言われているので、侵入口となりそうな場所へいやがる香りのするものを置いておきましょう。
また、虫よけのスプレーとして人気の商品もあります。
アンチバグというスプレーですが、市販の虫よけに使用されている薬剤を一切使っていない無添加の虫よけスプレーなので、赤ちゃんやお年寄りがいる家庭でも安心して使うことができますよ。
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コバエは灯りや食べ物の腐臭に反応しやすいと言われています。
一般的に腐敗臭や発酵臭を好むと言われていて、キッチンの生ごみに産卵することが多いです。
人に寄ってくる場合は、不潔にしていたりいやな体臭が原因ということでもありません。
どんなに清潔にしていても集まってくる場合があります。
コバエが自分の周りにばかりまとわりついているような時、体臭が臭いから?なんて思ってしまいがちですよね?
ですがそうではなく、コバエの習性から、色やかすかな体臭などに反応している、ということのようです。
関連記事⇒家の中のハエはどこからやってくる?家の中に発生源があるの?
コバエは人を刺すの?人の周りにいるのはそのせい?
コバエが人に寄ってくる理由は、上の方でご紹介した通りです。
だけど、こうも寄ってくると「人を刺すのでは?」と気になってしまいますよね。
実際、コバエは人を刺すものなんでしょうか?
コバエは、蚊とは違って人を刺すことはありません。
基本的には舐めることしかしないので、人に止まっても刺すということはないと言われています。
ただし、サシバエという家畜に取りつく小さなハエがいて、こちらは、人を刺して血を吸うこともああります。
サシバエの体長は5mm程度のものが多いです。
コバエは1~2mm程度のものが多いので、コバエとの見分け方は体の大きさがわかりやすいです。
サシバエは姿が一般的なハエによく似ているので、5mm程度の小さいハエを見つけたら、サシバエという可能性があります。
話がサシバエに脱線してしまいまいました^^;
ここで戻します。
コバエは、そのものが病原菌を直接人間に媒介することはないと見られています。
これは少し安心ですね^^
ショウジョウバエなどは潰したときに体から赤い液が出ます。
そのため、人を刺して血を吸ったように見えますが、これは体液なので安心してくださいね。
コバエはよく人の周りに集まってくることがありますが、病原菌を媒介するのが目的ではなく、着ているものの色が黒っぽかったり、飲酒によるアルコール臭がするのが主な原因です。
化粧品にローズ系の香料が使ってある場合にも、コバエが集まりやすいと言われています。
刺すのが目的に寄ってくるわけではないので、慌てないようにしてくださいね。
ただ・・・まったくの無害な虫なのかというとそうとも言い切れません。
コバエは生ごみや排水溝のヘドロなどを餌として好み、繁殖活動をしています。
なので、腐敗したものに触れたコバエの足が体に触れることで、大腸菌や食中毒の原因となる病原菌やウィルスが体に付着する可能性もあります。
コバエの繁殖力は強力なので、1匹を見かけたら、あっという間に数が増えます。
特に25℃を越えると繁殖しやすくなるので、夏の間は室内の環境にも気をつけましょう。
病気の原因をもらわないためには、生ごみや使用した食器はできるだけまめに片付けたり、食べこぼしや食べかけのお菓子やパンを室内に放置しないことが大切です。
また、アルコールを原材料に使用している醤油、常温保存が一般的なジャガイモや玉ねぎなども、真夏は冷蔵庫に保存をしたほうが安心です。
バナナは常夏の果物で冷蔵庫での保管はタブーと言われていますが、スイートスポットが出るタイミングを逃すと、コバエの温床となるので注意が必要です。
コバエが出る時は昼間に多いような気がするのは気のせい?
コバエって、夜の時間よりも昼間に見かけることが多くはないでしょうか?
明るい時間だと妙に目につくことが多い気がします。
コバエの成虫は時間でいうと、午前6時から10時位を中心に活動することが多くなります。
昼間というよりは、朝方に活動しているということになりますね。
黒い色に反応して集まると言われていますが、これは生ごみや排水溝のヘドロなどのエサの色に似ているためと考えられています。
ただ、光や明るい色に集まりやすい習性もあります。なので、活動は夜間より日中のほうが活発と言えますね。
活動が盛んな午前中に、網戸の網目の隙間や窓・ドアから入り込むことが多いです。
いったん室内に入り込んだら、生ごみやパン屑、浴室の排水溝や石鹸カスなどをめがけて飛び回り、産卵をして繁殖活動をします。
じゃあ、夜はコバエがうっとおしくないのね?と思ってしまいそうですが・・・そうでもありません。
コバエが活動する時間帯は1日のうちでも午前中が主ですが、まったく夜間の活動はないということでもないんですね。
昼夜を問わずこうこうと電気がついていれば活発に活動をすることもあります。
また、時期は6月から7月の梅雨の晴れ間に多くの発生が見られます。
特に70%くらいの湿度を好みますが、大雨ではほとんど発生しないという特徴があります。
湿度を好みますが、秋になって湿度が低くなればまったく発生しないということでもありません。
屋外の気温が低くなっても、室内で湿度の高い場所があれば、繁殖をすることもあります。
特に、浴室の排水溝は1年を通してコバエが住みやすい環境になっていることが多いので、汚れを溜めないようにしておくことが大切です。
また、暖房の効いたキッチンに生ごみや使用した食器などを置きっぱなしにするのもコバエの温床なりやすいです。
このように、コバエは直接的な害はないものの、一匹いるとどんどん繁殖して数が増え、季節に関係なく発生することもあります。
家の中にいると目障りでもあるやっかいな虫です。
侵入経路にコバエのいやがる香りのものなどを置き、できる対策をしておくようにしてくださいね。
あとがき
夏になると決まって登場するうっとおしいコバエたち。
気が付いたら大量に発生していて退治に困ってしまう、ということもありますよね。
しかも、顔の周りなんかを飛び回ることも多く、手でパタパタと追い払ってもキリがありません。
ですが、コバエは人を刺したりすることはなく、直接的な害のない虫です。
人に寄ってくるのは、
・黒い色を好む
・好きなニオイに引き寄せられる
というのが原因のことが多いです。洋服の色や香りなどに気を付けてくださいね。
昼間に多いような気がするコバエですが、最も活発に活動をしているのはAM6時~10時位です。
この時間には、窓の網戸をすり抜けたり、扉などからも侵入しやすくなるので気をつけましょう。