白菜を食べようと思ったら、黒い斑点がいっぱいあってビックリ!
見ているとなんだか気持ち悪いし、何これ?カビ?というのも気になりませんか?
白菜はスーパーで売られているものでも、小さい黒い虫がたくさんついていることもありますよね。
安心して食べることはできるんでしょうか?
白菜に黒い斑点があるのものは食べれるの?これって何?
白菜にある黒い斑点・・・
なんだかカビが点々と広がっているように見えるし、体に悪いもののように見えてしまいますよね。
ちょっとくらいだと熱を通すからいいか、なんて思いますが、大量のブツブツした斑点があると体に悪そう!と思う人が多いと思います。
白菜に黒い斑点があっても食べれるの?
はい。食べれます^^ 安心して食べてください。
白菜の黒い斑点はカビなどではなく、ゴマ症と呼ばれるもので食べても害はありません。
というか、むしろ体に良いものなんです。
見た目がちょっと気持ち悪いですよね^^;
外側の葉だけを取っても中にまで斑点があることが多く、あまり体によさそうには見えないのですが・・・
この黒い斑点は、栄養分のバランスが上手にいかない場合に出てくる白菜の生理障害というものなんです。
成分はみなさんも知っているポリフェノール。
そうです。美容や健康などにも良いと言われる、あの「ポリフェノール」なんです。
ですが、全ての白菜にあるわけではありません。
これはどうして何でしょうか?
黒い斑点は栽培過程の中で白菜がストレスを受けた時に出てきます。
ストレスといっても野菜が病気になっているわけではないんですよ。
狭い場所で栽培されたり、収穫してからの保管時に温度が適していなかった。
また、収穫の時期がちょっとずれてしまったなど、こんな時にポリフェノールが蓄積されてしまうのです。
見た目が斑点なのでカビがブツブツついているように見えたり、小さい黒い虫がたくさんついているように見えたりしますよね。
ちょっと気持ち悪く見える人が多いと思いますが、栄養のある白菜なので安心して食べてくださいね。
家族から「気持ち悪い」と不評でしたら、その部分を包丁で軽くそぐなどして、少し見栄えを良くしてあげましょう。
白菜の栄養についてこちらにまとめてあります。
よろしければ、こちらの記事もご参考にどうぞ。
白菜に黒い虫がたくさんついているのは食べれるの?
白菜を買って来たら、黒い虫がたくさんついていたことはありませんか?
黒い斑点と見間違えてしまいそうなくらい、色も大きさも同じだけどよく見たら虫だった。私も何度もそんなことがありました。
虫がついている野菜って、なんだか気持ち悪く感じてしまいますよね。
ですが、基本的には、虫がついている野菜は栄養がありおいしいものなんです。
白菜は栽培している時によく、ダイコンハムシという虫がつくことがあります。
無農薬の野菜には虫がよくつくので、自宅で栽培する時には他の種類の虫もいるかもしれません。
その他、スーパーで買った白菜によくついているのが、コバエのような小さい虫です。
見かけたことはありませんか?
ついている白菜には何十匹も死骸がくっついていて、葉をめくると中の方にもついているので、よく見ながら水で流すなどして取る必要があります。
白菜は生で食べる人はほとんどいないと思います。
お鍋にしたり味噌汁の具にしたり、またはフライパンで焼くなど熱処理をしているので、間違って食べてしまっても害はありません。
虫の死がいだらけの野菜をよくスーパーで売っているな~と、私も若い頃はびっくりして腹立たしさもあったんですが・・・
その後、スーパーの青果部で働く機会があり、こんな事情があることを知りました。
↓
鮮度が落ちるので野菜を水では洗えない
↓
ペーパーなどで軽く虫を落とす
↓
時間の関係上すべてを落とすのは不可能
↓
虫がついたままラッピング
私が働いていたところではこんな事情で、虫がついていてもそのまま店頭に並べていました。
つまり、虫もおいしく食べちゃうほどの白菜の鮮度を落とさないようにしているので新鮮なんです。
料理に使う前にはしっかりと水で洗い落としてから調理するようにしてくださいね。
白菜をスーパーで買う時の選ぶポイントは?
黒い斑点がポリフェノールとわかったことで、点々が気にならなくなった人もいると思います^^
黒い斑点がついている白菜は栄養が豊富で、虫がついている場合は無農薬、または薬があまり使われていないということになります。
ですが、虫はちょっと気持ち悪いですよね。
どうしても食べたくないという人は、他のお店できれいな白菜をさがすか、その日は白菜を買わないという選択しかなさそうです。
白菜はスーパーで、カットされているものも売っていると思いますが、葉の色で新鮮さがわかるのを知っていますか?
カットされた白菜の中央あたりの葉が、緑色になっているのは時間がたった白菜です。
新鮮なうちは白っぽかったり黄色っぽかったりしますが、時間がたち新鮮さを失ってくると緑色に変化します。
カットするとたいてい次の日の朝には、少し緑色になってきています。
すぐに料理に使う場合は良いと思いますが、数日使わないかも?という場合は、中央部分が白、または黄色いものを選ぶ方が良いですね^^
ちょっと気になる野菜に関する記事です。よろしければこちらもご覧になってくださいね。
関連記事⇒じゃがいもが緑に変色!食べられるの?食べてしまったら?
⇒玉ねぎの中心にある芯は芽?食べれるの?毒はない?
あとがき
白菜の黒い斑点は、白菜自体が病気にかかっているわけでもなく、カビが生えているわけでもありません。
今まで食べられないと思って捨ててしまっていた人も、これがわかれば安心して食べることができますよね^^
ですが、見た目が悪いんですよね・・・
家族からは苦情が出てしまうかもしれません。
そんな場合は、黒い斑点が目立つ部分を、包丁などで薄くそぎ落としてしまいましょう。
白菜はスーパーで売っているものでも、小さい虫がついていることがよくありますが、新鮮でおいしい証拠です。
水できれいに洗い落として食べてくださいね。
新鮮な白菜の見分け方も覚えましたか?
緑色のしかないということもあるかもしれませんが、白か黄色と並んでいたら、こちらを選ぶ方が新鮮な白菜をゲットできます^^