水にTパックを浸しておくだけで、とっても簡単に作れてしまう麦茶。
スーパーでも安く買えるので、家族でお水のように毎日ガブガブ飲んでいるという家も多いですよね?
そんなお水代わりにのように飲んでいる麦茶なだけに「栄養はないよね?」と思っている人も多いと思います。
だけど実際はどうなんでしょうか?
栄養やカロリーについてや、冷たいのと温かいのではどっちが体にいい?などをまとめました。
麦茶には栄養がないの?飲んでも体に良いことはない?
安くてお水代わりにもゴクゴク飲める麦茶ですが、安いだけに「栄養ないよね?」というイメージがありませんか?
実際はどうなんでしょう?飲んでも体に良いってことはないんでしょうか?
麦茶には栄養がない?
実は、栄養がたっぷりです!
普段私たちが麦茶を飲んでいても、毎日超元気!とか、健康的になったとか、そんな風に感じることはないですよね?
安く買えるものですし、特に体に良い飲み物という印象はないと思います。
ですが、麦茶にはミネラルが入っているんです。
主な栄養成分
・カリウム
・ナトリウム
・炭水化物
・亜鉛
・リン
・ビオチン
など。
カルシウムが入っているというのには、ちょっと驚きですよね。
もちろん、ものすごい量が入っているわけではありません。
牛乳と比べてみるとわずかな量と言えますが、カロリーや脂質がほとんど含まれていないので、麦茶には麦茶の良いところというのがあるんです^^
効果効能
・血流を良くする
麦茶と言えば独特の香ばしさがありますが、この香り成分には血液の流れを良くする効果が期待できると言われています。
血流が良くなることで血圧の正常化も期待できそうですね^^
また、血流が良くなることで冷え性の改善を助けることにもなりますが、麦茶には体の熱を取る作用があるので、冷え性の人はホットで飲むのがおすすめです。
・むくみの改善
含まれているカリウムには、体内の水分量調節をする作用があり、むくみの改善効果が期待できます。
また、塩分の摂りすぎによる高血圧の予防にもなります。
・抗酸化作用
麦茶の原料となっている大麦には、抗酸化物質を活性化させる効能のある成分が含まれています。
このことから、抗酸化作用によって発ガン性の物質を抑えるなどの効果が期待できます。
・胃の粘膜の保護
胃の粘膜の保護に役立つ成分が入っています。
ただし、麦茶を飲み過ぎすると胃酸が薄くなってしまうので、食べたものの消化のさまたげにならないよう、がぶ飲みは控え、食事中にもたくさん飲むのを控える方が良さそうです。
・便秘や下痢の予防改善
原料となっている大麦には、食物繊維が含まれています。
カフェインやタンニンを含まないお茶なので、便中の水分をそのままで老廃物の排出を促す作用があります。
また、整腸作用もあることから、日ごろお腹がゆるくなりやすい人にもおすすめのお茶です。
ただし、冷たい麦茶をガブ飲みでは下痢になってしまう心配がありますので、お腹のことを考えるなら温かい麦茶を適度な量で飲むのがおすすめです。
体の熱を冷ます
体温を下げる働きがあるので、暑い日には体にこもった熱を下げてくれる効果が期待できます。
いかがですか?
もちろん、これらの効果効能が期待できるからといって、麦茶を飲んでいれば病気にならないとか、健康な体を維持できるというわけではありません。
ですが、原料の大麦自体が、腸内フローラ改善や生活習慣病の予防などで注目を浴びている食物なので、それから抽出される麦茶にもその栄養が入っていて、体に良い物だというのは納得できますよね^^
麦茶のカロリーってどのくらい?
麦茶には、栄養たっぷりということはわかったけど・・・
好きなだけ飲んでいいの?
太らない?
なんて心配も出てきませんか?
ですが、
麦茶はカロリーゼロの飲み物なので、ダイエット中の人でも安心して飲むことができますよ。
ただし、カロリーがないということで見れば飲みたいだけ飲んでいいような気もしますが・・・
上でもご紹介したように、麦茶には体を冷やす作用があります。
飲み過ぎて身体が冷えてしまっては代謝が悪くなる可能性も出てきますし、食物繊維が豊富で腸に作用することから、下痢になってしまうこもあります。
また、夏だからといって体が冷えすぎてしまうと、体がだるいなどの体調不良になる可能性もあるので、飲み過ぎには気をつけてくださいね。
飲む量はあくまでも、ほどほどに。。。
麦茶は冷たいのと温かいのどっちを飲む方がいいの?
麦茶にはたくさんの栄養が含まれていて、さまざまな効果効能があることがわかりましたね^^
ここでちょっと気になりませんか?
冷たいのと温かいのでは、どっちを飲むと体に良いのでしょうか?
このことに関しては、状況に合わせて飲むようにすると良いと思います。
麦茶には体の熱を冷ます作用もあるので、暑い時は冷たい麦茶がいいですね。
ですが、夏だからといって、エアコンがガンガン効いた部屋でキンキンに冷えた麦茶をたくさん飲むのはよくありません。
冷え性の人は特に注意が必要です。
また、麦茶は煮出しと水出しの両方で作ることができます。
煮出した場合は、含まれているピラジンという成分の効果が高まるとも言われていますが、極端に高まるわけでもないようです。
⇒麦茶は煮出しと水出しどっちがいい?栄養や味はどう変わる?メリットとデメリットは?
より栄養価を高くと考えれば煮出した温かい麦茶の方が良さそうですが、どっちを飲んだら体に良いかというよりも、状況や自身の体に合わせて飲むのが良いと思いますよ^^
まとめ
麦茶に含まれている栄養のお話いかがでしたか?
水と同じ感覚で飲んでいたという人も多いと思いますが、普段ミネラルウォーターばかり飲んでいたという人は、時には麦茶を飲んでみるのも良さそうですよね^^
ただ、麦茶にはカルシウムなども含まれていますが、牛乳と比べてみるとその量はさほど多くありません。
麦茶を飲むメリットとしては、カフェインが入っていないことで子供でも安心して飲めることや、脂質なども含まれずカロリーがゼロのことから、ダイエット中でも気にせず飲めるというところにあります。
健康茶だからといって、こればかりでは栄養不足になってしまいますし、体を冷やす作用もあるので夏でもがぶ飲みには気をつけましょう。