新鮮で栄養のある野菜を家族に食べさせてあげたいけど、ちょこちょこ買い物に行くのはけっこう大変(汗)
できればまとめ買いで済ませたいですよね。
だけど、野菜を冷蔵庫に入れて日にちがたつとせっかくの栄養も逃げて行ってしまうのでは?という心配もありませんか?
そこで今回は、冷蔵庫で保管した場合の野菜の栄養や保存期間などについてまとめました。
野菜って切ると栄養が減る?といったことなどもご参考にどうぞ。
野菜は冷蔵庫の中に入れていても栄養が減るの?
野菜にはそれぞれ色々な栄養があるので、健康を考えると毎日食べたい食材ですね。
家族の体のことを考え、少しでも栄養価の高いものを、と考えている主婦の人が多いと思いますが、一度でなかなか使い切ることはできず、冷蔵庫の中で何日も経過してしまうこともあります。
答えは「はい」です。残念ながら栄養は徐々に減っていきます。
じゃがいもや玉ねぎは、野菜の中でも比較的長く栄養を保ってくれます。
そのため、通常は冷蔵保存ではなく、常温保存される人が多いですよね。
それ以外の野菜は栄養も減りますが、腐りやすいものがほとんどです。
ですが・・・
冷蔵庫に入れない方がいいのか?となると、これは違います。
室内と冷蔵庫では圧倒的に冷蔵庫の中の方が鮮度も保ちやすく傷みにくいです。
野菜は冷蔵庫の中でも野菜室へ入れると鮮度が長持ちしますので、野菜に合わせた保管場所へ入れておくようにしましょう。
関連記事⇒野菜で栄養が多いものは?栄養は熱でなくなる?逃さない調理法とは?
野菜の冷蔵庫での保存期間はどのくらい?
野菜を冷蔵庫内で保存した場合、どのくらいの期間もつものなんでしょうか?
これは野菜によって違います。
目安は、
キャベツ・・2週間ほど(丸ごとの場合)(適温0~5℃くらい)
きゅうり・・5日ほど (適温10℃くらい)
トマト・・・1週間ほど(適温8~10℃くらい)
この4種類の野菜の保存期間を見てみると、だいたい1週間くらいと頭に入れておくとよさそうです。
・・・が!
ちょっとした落とし穴もあるので気をつけましょう。
それは、野菜自体が購入した時点で新鮮でない場合です。
腐ってはいないのでスーパーで売られていて、それを買ってきた時点ですでに日にちが何日もたっている場合もあります。
毎日にように買い物へ行くのは大変ですが、野菜はできるだけ使う分を買う方がよいようですね。
野菜を冷蔵庫で保管する時は切るとどうなるの?
野菜はほとんどのものが、切ることで栄養価が下がります。
レタスを見るとわかりやすいです。
お店で半分にカットされたレタスの切り口が少し変色しているのを見たことがありませんか?
自宅で半分だけ切って使って、ラップをしておいたら切り口が変色、というのもよく見かける光景です。
ですが、丸ごとを保存していた場合、少し日がたっても中は変色していないことが多いですね。
このように、野菜は切ってしまうことで、酸化して栄養素が減ってしまいます。
洗ったり、ゆでたりしても同様です。
下ごしらえで野菜を切っておく場合は、ラップをしたり保存容器に入れておくと、少し鮮度が長持ちします。
空気にさらすのを少なくするのが良いので、こんな時はジップロックが活躍してくれますよ。
じゃがいもやタマネギ、ニンジン、大根などは、切ってから25℃の温度で2日ほどたつと、ビタミンCが1.6倍にも増えるんだそうです。
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野菜って種類も多くそれぞれが持つ栄養や特色がありますが、体に良い食べ物なので、新鮮で少しでも栄養が多く残るように保存を心がけましょう。
野菜を冷蔵庫で保管することについてのまとめ
野菜は冷蔵庫の中で保管していても、栄養は少しずつですが減っていきます。
保存期間は野菜それぞれで違いますが、レタスやキャベツは比較的適温が低いので冷蔵庫内の保存でよさそうです。
トマトやきゅうりは適温が10℃くらいなので、冷蔵庫の中の野菜室で保存しましょう。
切った場合も栄養がなくなりやすくなります。
下ごしらえで先に切っておく場合は、できるだけ空気に触れない方法で保存しましょう。