刺身に大根ってなぜ?何か効果があるの?食べないとダメ?

刺身 大根 なぜ 食べ物

刺身 大根 なぜ

スーパーで買う刺身の下に入っている大根。

これって何のためにあるの?

と気になったことはありませんか?

外食時に刺身の盛り合わせを頼んだ時も、よくついてきますよね。

 

・なぜ大根がついてくるのか?

・何かの効果など意味があるのか?

・食べないとダメなのか?

こういったことについてまとめました。

スポンサードリンク
  

刺身に大根がついてくるのはなぜなの?

スーパーで切ってある刺身を買うことはありますか?

そのままお皿に移し替えるだけで夕食の一品に!

とても便利ですよね^^

 

そんなパック入りの刺身ですが、たいていはその下に大根が敷いてあって、ちょっと気になる存在でもあります(笑)

 

この大根は「つま」と呼ばれるものですが、何のために入っているんだろう?と考えてしまいますよね。

 


刺身に大根がついてくるのはなぜ?

この大根の役割は1つではなく、

・刺身の水分を吸収する

・鮮度を保つ

・殺菌や抗菌、防腐の作用

・盛り付けをきれいに見せる

などがあります。

 

そして、わざわざ千切りにしているのにも、ちゃんとした理由があるんです!

大根は水分をよく吸収してくれる野菜ですが、千切りにすることで、吸収しきれない刺身の水分をさりげなくお皿の方へ流してくれるということなんです。

このようにして、刺身が水分でふにゃ~っとしてしまうのを防いで、鮮度を保ってくれる働きをしてくれています。

 

また、

殺菌や防腐作用のある、イソチオシアネートという大根特有のからみ成分は、大根をすりおろしたり切ったりすることで活性化されます。

こういったことから大根に手間をかけて、千切りにして入れているんですね。

 

刺身は生ものですから、何かしらの菌が気になる人も多いですよね?

大根を千切りにしたつまは単純に入っているだけでなく、このような役割を果たしながら頑張ってくれているというわけです^^

 

実は、私はこれまでただ単に「カサ増し」、つまり量を多く見せるために入っているものだとばかり思っていました。

値段の安い大根(刺身よりは)を千切りにして、それをフワッとさせながらこんもりにする。

その上に刺身を並べれば、ほ~らこの通りいっぱい!みたいな感じでとらえていました。

・・・が、違っていたようです^^;

刺身の色を鮮やかに見せるための盛り付けのため、というのも大根がついてくる理由ではあるようですが、ちょっと違っていました(´~`ヾ )

スポンサードリンク

刺身についてくる大根って何か効果があるの?

刺身についてくる大根(つま)は、刺身の見た目を美しく見せたり鮮度を保つ、殺菌などの役割をしてくれています。

 

この大根ですが、刺身と合わせて食べることでも、こんな効果があると言われています。

・殺菌効果で食中毒防止

・生臭さの臭い消し

・次の刺身を食べる前のお口の中のリセット

 

また、大根にはこんな栄養が含まれています。

・カリウム
・カルシウム
・ビタミンA
・ビタミンC
・葉酸
・食物繊維
・βーカロテン

この他にもまだたくさんの栄養成分が詰まっている野菜なんですが、健康や美容にうれしい成分ではこのような栄養素が含まれています。

生のまま食べることで熱で壊されやすい栄養も一緒に摂取することができますよ。

刺身についてくる大根は「様様」と入った感じではないでしょうか^^

 

大根は「大根ダイエット」なんてのが流行るくらいカロリーが低いのを知っていますか?

100gで、約18カロリーなんです。

人参が100gで約44カロリーなので、いかに低いかというのがわかりますね。

それでいて栄養も豊富な野菜なので、刺身のつまとしてついてきたら、ぜひ一緒に食べてくださいね^^

 

刺身のつまは大根の他にも「大葉・海草類・食用菊・花穂ジソ・紫芽(むらめ)・ミョウガ」などがよく添えられます。

さりげないアクセントとして添えると、色どりを美しくしくしてくれますが、どれも防腐作用や生臭さを消してくれたりもしています。

 

刺身についてくる大根は食べないとダメ?

刺身についてくる大根は、色々な役割をしてくれているしカロリーも低め。

しかも、栄養が豊富なので、ぜひとも刺身と一緒に食べてほしい野菜です。

 

ですが・・・

・私は好きじゃない

・量が多くて食べられない

・刺身だけを味わいたい

などなどの理由で、「食べないとダメ?」という人もいると思います。

 

実際、刺身についてくる大根(つま)は苦味がありますし、醤油をかけないと食べにくいですよね。

でも、大根の千切りは水分を吸収しやすいので、その醤油の量がハンパなくなってしまって、かえって体に悪そう・・・という感じもします。

時折、刺身から染み出た血で赤くなってしまっている大根は、ちょっと食べるのに気が引けてしまうということもあると思います。

 

刺身ついてくる大根は食べるべきか?

これには個人個人で好き嫌いがあると思いますし、絶対に食べないとダメ!というわけではありません。

ただ、ついてくる理由の中の、「殺菌・抗菌・防腐」の作用を考えると、刺身と一緒に食べてしまうのが良さそうに思いますね。

 

刺身のつまはマナーで言うと「食べる」のが正しいと言われています。

ただ、刺身を食べ終わった後に大根を一気にシャキシャキと食べるというのではなく・・・

「刺身を食べたらお口の中の味のリセットのために大根を一口食べる」の方が上品な感じがしますね^^

ちょっと高級なお店の場合は、このように食べると良いかもしれません。

 

ただ、食べるのが正しいとはされていますが、食べないとダメというものでもありません。

絶対という決まりがあるわけでもないですし・・・

特に、血の色で赤くなってしまった大根のつまは食べる気が起きないという人も多いと思います。(私も残します)

そんな時はムリせず残してしまっても大丈夫ではないでしょうか?

普段は大根も食べているという人でも、スーパーや居酒屋のつまは衛生面で気になるので、状態をチェックしてから「残す時は残す」という人も多いようですよ。

スポンサードリンク

あとがき

刺身にはなぜ大根がお決まりのようについてくるのか?

しかも必ず千切りで。

この理由を知ってみると、なるほどな~という話ですね^^

刺身と一緒に食べることで、色々な効果があることがわかりました。

また、大根そのものにも栄養が多く、カロリーも低いので食べないと損なのかもしれません。

 

たくさん入っていると食べきれなくて邪魔に感じてしまう刺身の大根。

だけど、入っていないと何となく物足りないって思ってしまう・・・

こんな、刺身についてくる大根を今後は味わっていただきたいと思います^^


 

「関連コンテンツ」
タイトルとURLをコピーしました