赤ちゃんの使用済みのおむつやその近くに、コバエがわいてしまうということはありませんか?
たくさんの量を初めて見た時に、ギャ~!となってしまった人もいるかもしれませんね。
どうして群がってしまうんでしょうか?
その原因を知って対策をしましょう。
また、赤ちゃんがいる家でコバエを安全に駆除する方法や発生させないための対策方法なども参考にしてくださいね。
赤ちゃんのおむつにコバエがわく!原因と対策は?
毎日何枚も使用済みになる赤ちゃんのおむつ。
どうしても家の中に置く必要があるので、洗面所などにたまってしまいますよね?
夏場になると、この使い終わったおむつにたくさんのコバエがわいていて、ビックリすることもあるかと思います。
赤ちゃんのおむつにコバエがわく原因は?
コバエは、臭いにつられてその場所へ集まる習性があります。
特に、発酵した(腐った)臭いに寄ってくると言われるコバエですが、人にとって汚物である便は、コバエにとってはうれしい場所。
便はコバエにとって栄養のある食べ物なので、ここへ卵を産みつけるために寄ってきます。
ここで卵から孵化すると幼虫がエサに困らないというわけなのです。
対策方法としては、
・ふた付きの専用ゴミ箱へ捨てる
理想はこの2つを一緒に行うことです。
ビニール袋に入れて口を閉じただけでは臭いがもれてしまうこともありますし、ふた付きとはいえゴミ箱に入れるだけでは、こちらも臭いがもれてしまいます。
赤ちゃんのおむつは使い終わるたびに、ビニール袋に入れてがっちり口を縛って閉じる。
きっちりフタがしまるゴミ箱に毎回捨てる。
これで、コバエを寄せ付けなくすることが可能です。
それでも寄ってきてしまう場合は?
・ふた付のゴミ箱に消臭剤を使う
ここまですると、ほぼ寄りつかなくなります^^
ただし・・・
ゴミ箱をおむつ入れ専用ではなく、生ごみなどを一緒に捨ててしまっていると、生ごみの臭いがきつ過ぎてコバエが寄っていってしまいます。
すると、中に捨ててあるおむつにもコバエがくっついてしまいますので、ゴミ箱はできれば専用のものを用意する方が良いですね^^
もしもゴミ箱の中に入り込んでしまった時は、外へ出てきれいに追い払ってくださいね。
その一匹が卵を産んでしまうと、一斉に孵化してしまう可能性がありますので。
赤ちゃんがいる家でのコバエ駆除する方法は?
赤ちゃんのおむつにコバエを寄せ付けないためには、ビニール袋と専用のふた付きゴミ箱で対策をすることができます。
ですが、
おむつにコバエがわかなくなったとしても・・・これって部屋の中にコバエがいるってことになるので、何とかしたいですよね^^;
赤ちゃんがいる場合の駆除は色々心配なことが出てくると思います。
スプレーをまき散らすのも体に悪そうですし、知らない間に死骸が床に落ちてしまうのも、イヤですよね?
そんな時の駆除方法をご紹介します。
めんつゆトラップ
コバエを臭いでさそってキャッチする方法です。
キッチン周りでは使いやすい駆除方法ですが、洗剤を入れる必要があるので、赤ちゃんがよちよち歩けるようになっても手の届かないところへ置くようにしましょう。
めんつゆで作るのが面倒だったり、こぼしてしまいそうで不安という場合は、市販のコバエホイホイを使うと簡単です。
トラップの作り方はこちらを参考にしてくださいね。
粘着テープ
コバエがよく集まる場所に粘着テープを設置する方法です。
植木鉢に刺してセットするハエトリ棒や吊るして使うハエ取りリボンを知っていますか?
強い粘着力があるのでハエや蚊が一度くっつくと、その場から逃れられないので確実に退治することができます。
少し大きめサイズの粘着テープが百均でも購入可能ですよ^^
粘着テープのデメリットは、間違って触れてしまうと、手や衣類などがくっついて、ゲェ~(゚Д゚;)となってしまうところです。
ケース入りのものを使うと安心ですが、何かを利用して自分でも作れそうですよね^^
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スプレーで駆除
コバエが大量に家の中に発生してしまった場合、スプレーで一気に駆除するのが手っ取り早く効果的です。
赤ちゃんが家の中にいない時に合わせて実行しましょう。
スプレー直後にすぐにお出かけできるよう準備をして、時間を置いて家に帰ったら、すぐに部屋中の窓を開けて換気をしましょう。
キンチョールのような殺虫剤のスプレーは、部屋にまいたとしても、基本的には人の体に害があるものではないようですが、やはり赤ちゃんがいると気になりますよね?
お出かけしている時間に合わせたり、パパにお散歩に連れ出してもらっている間にスプレーして換気もしてしまうのも良いですね。
いかがですか?意外と簡単ですよね?
体が小さく、ハエタタキではやっつけられないコバエも、集めてキャッチ・スプレーで一気にやっつけるなどの方法で駆除することができます。
ですが、きれいに駆除できたとしても、コバエが家に入り込みやすい環境ではすぐに増えてしまいますので、普段からできる対策方法も参考にしてくださいね。
赤ちゃんがいる家でのコバエの対策をする方法は?
赤ちゃんがいるお家ではコバエが出たからといって、ひんぱんに殺虫剤をまくというのも気になりますよね。
コバエが家の中にいる場合「最初の一匹は外からの侵入」と言われているので、入り込まない対策や入ってしまった時のためのコバエの居心地の悪い空間を作っておきましょう。
普段からトラップをしかけておく
コバエが家の中にいるのを確認する前から、トラップをしかけておくようにしましょう。
めんつゆトラップや粘着テープなどを、できるだけ侵入されやすい場所に設置しておきます。
赤ちゃんの手に届かないよう、上の方でご紹介したカバー付きの粘着などは、ヒモをつけて吊るしておくのも良いですね^^
嫌がる臭いを利用する
コバエには嫌がる臭いがあります。
ハーブ系の香りを避けると言われていて、ゼラニウムやユーカリ、ラベンダー、ペパーミントなどの香りを利用するのも対策になります。
コバエが侵入しやすい、玄関や窓のそばなどに置くのが特に有効とされています。
生ごみからの臭いに注意
赤ちゃんのおむつからだけではなく、生ごみも強い臭いを発生させてコバエが寄り付きやすくなります。
こまめに捨てたり、ふた付きの専用ゴミ箱に入れて臭いをシャットアウトするようにしましょう。
家の中の掃除や換気を徹底する
部屋やキッチンだけでなく、トイレやお風呂場などの水回りに発生しやすいコバエもいます。
臭いをさせないことも大切です。排水溝まで汚れを落とすようにしましょう。
また、部屋の換気をすることは、コバエが好む臭いを家の中にためないことにつながります。
カビ発生防止にもなるので、空気の入れ替えはできるだけ行うようにしてくださいね。
観葉植物は外に置く
観葉植物にコバエがたかってしまうことがあります。
水を与え過ぎると植物が腐りやすくなり、ここへ寄ってきやすくなるので気をつけてくださいね。
鉢の周りにコバエが多いという場合は腐葉土が原因のことがありますので、退治してもキリがないという場合は、外へ移動させる方が安心です。
このように、コバエ対策の方法はシンプルですが、少し気を使う生活だけでも違ってきますので、ぜひ、実践してみてくださいね。
掃除や換気で、コバエに悩まない家作りを目指しましょう^^
あとがき
コバエといえば夏の間に、一度は家の中で見かける人がほとんどではないでしょうか?
体が小さいので玄関や窓から入ってしまい、うっかりすると生ごみに卵を産み付けられていて大量発生に!というのもよくあることです。
特に、キッチンの生ごみ付近にうようよ飛んでいると困ってしまいませんか?
食事の準備をする場所なだけに、シューっとスプレー退治するにも不安ですし・・・
できるだけ普段から、コバエが入り込まない工夫や、入ってしまっても大量発生につながらないような環境を整えるようにしておいてくださいね^^