ふきといえば春の野菜。
特に味に特徴があるわけでもなく、
店頭に並ぶ頃に買うくらいという人が
多いかもしれません。
でも・・・実は「へ~」と思うような
効能がありました。
今回は、私が最近ちょっとはまっている、
ふきの栄養についてのお話です。
一人暮らしの人でも簡単にできる
おいしい食べ方もご紹介します。
ふきに含まれる栄養って体にいいものが入っているの?
ふきはすごい栄養がびっしり
詰まっているという野菜ではありませんが、
食物繊維が豊富で、
ミネラルも含んでいる野菜です。
日本だけでなく中国でも、
古い時代から民間療法の薬用として、
・痰を切る
・咳をしずめる
・消化を助ける
などに用いられてきました。
すごいのが、
老化予防やガン予防もあるということ。
そして、
含まれているマンガンという成分には、
肝臓や骨の酵素の働きを活性化させる作用もあり、
骨の生成を促してもくれるんだそうです。
その他のふきの栄養効果には、
・細胞の代謝を促進
・皮膚や粘膜の機能維持
・脳神経を正常に働かせる
・貧血予防を助ける
・疲労回復効果
・利尿作用
・高血圧予防
などなど。
こんなに多くの効能がある
栄養分を含んでいるんですね。
薄い緑色ですしなんとなく、
すごい力を持っているようには見えない野菜だと思っていました^^;
比較的田舎でのどかな場所に住んでいる
我が家の周りには、
まるで雑草のように、
道端や空き地にたくさん
ふきが生えているせいかもしれません(笑)
若干の苦味がある野菜なので、
小さい子供さんだとあまり好まないかもしれませんね。
とはいえ、すごくクセのある苦味でもなく、
食べやすい野菜のひとつだと思います。
簡単な調理で食べられるものが多いので、
食卓のおかずの一品としていかがでしょうか?
ふきと油揚げの炒め物|簡単調理で手軽に健康
最近私がちょっとはまっているのが
今回ご紹介している「ふき」です。
数か月前に袋に入って売っている
水煮をもらったのがきっかけで、
以来、ちょくちょく買ってきては炒めて食べています。
ふきと油揚げの炒め物
袋から取り出したふきを斜めに細めに切っていき、
軽く水洗いしてボウルで水を切ります。
フライパンに油を少しひき、ふきを炒めていきます。
生のふきは固いので、
事前に少しレンジでやわらかくした方がいいですね。
今回、袋入りで売っている
水煮を使ったので最初からやわらかかったです。
火が通って食べられる固さになったら、
油揚げを入れて一緒に炒めます。
今回は「刻み油揚げ」を使ったので、
ただ入れて混ぜ合わせて炒めるだけです。
塩コショウで味を整えます。
味塩コショウがあれば、それを振るだけでOK!
お好みの味付けにしましょう。
そして・・・これで完了!出来上がりです。
簡単過ぎですね(笑)
お皿にうつして食べてくださいね。
味が薄く感じる場合は、
醤油を垂らして食べると美味しいですよ。
いかがでしたか?
これなら一人暮らし生活の学生さんでも、
とっても簡単に作れますよね。
栄養も摂れるので普段カップ麺ばかりの人も
時々炒めて作ってみてくださいね^^
ふきのおいしい食べ方いろいろ
上でご紹介した炒め物には、
好きな具材を入れてアレンジも簡単にできますよ。
しいたけを細く切って入れると
栄養がさらに多くなりますし、
油揚げの変わりに、
豚肉や鶏肉を小さ目に切って痛めてもGOOD!
他、簡単に作れるものとしては、煮物もおすすめです。
・ふきの煮物の作り方
だし汁・醤油・砂糖・酒・みりん・塩で、
ふきがやわらかくなるまで煮込む。
味付けの汁が面倒人は、
「めんつゆ」をお好みに薄めても作れます。
これも、中に入れるものを増やすと、
栄養がたくさん摂れるのでおすすめです。
ちょっと味付けを濃い目にしてお弁当に。
きんぴら風にするとご飯もすすみます^^
・ふきの天ぷら
そのまま揚げてもOKですが、
煮物など下味がついているものを
天ぷらにするのも美味しいです。
水分がたくさんある場合は油はねに注意が必要です。
・ふきのお味噌汁
ふきと油揚げを入れて
お味噌汁にするのも美味しいですよ。
この他にも
胡麻和えや佃煮にしても美味しくいただけます。
中に入れる具材や、
味付けをちょっと変えるだけでも、
別物のように美味しく食べることができますよ。
ぜひ、春の野菜にふきを味わってくださいね^^
ふきの栄養や食べ方に関するまとめ
ふきは古くから、
痰を切る・咳をしずめるなど、
薬用として用いられてきた野菜です。
肝臓や骨の酵素を活性化させる効能もあり、
皮膚や粘膜の機能維持・利尿作用の他、
高血圧予防効果もある成分などが含まれます。
炒め物や煮物などが定番で、
合わせ具材を変えるだけで、
ふきと一緒にその他の栄養も摂りやすい食材です。
簡単に作れるレシピが多いので、
ぜひ、旬の時期にふきをたくさん食べてくださいね。