重曹といえば安全で便利に使える掃除用の洗剤みたいなイメージがありますよね。
でも、口に入れるものにもどうやら使えるみたい。家にある重曹を使ってもいいのかな?
そう思っている人はぜひ読んでくださいね。
「食用の重曹」と「掃除用の重曹」は違うものなんです。
食用の重曹は掃除用とは違います!
お掃除に使うイメージの強い重曹ですが、大きく分けていくつか種類があります。
・薬用
・掃除用(工業用)
成分は基本的に同じものですが、種類によって純度や粉の粗さが違っていて、
薬用は不純物がとても少なく細かい粉。
掃除用は不純物が多目で粉のキメが粗い。
このようになっています。
食用の重曹は掃除や洗濯にも使うことができますが、掃除用の重曹は不純物も少し多いので食用に使うのはNGです。
ただし、掃除用の重曹は入浴剤のようにお風呂に入れて使用するのは大丈夫です。
美容のために肌に付けて使う場合は、キメの細かい美容用か食用の使用がおすすめです。
このように、重曹には種類があります。
使用目的によって使い分けると良いのですが、色々買ってもジャマだわ、という人は、食用の重曹を家に用意しておくと、掃除や美容など全般に使えるので便利ですよ。
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食用重曹の使い道は色々
食用重曹は口に入れるものにはもちろん、掃除や洗濯にも使用できる重曹です。
食用としての使い道は、
・口臭や虫歯予防としてうがいをする
・焼く前のお肉につけてやわらかくする
など。
美容に使用することもできます。
・洗顔料に混ぜてスクラブ効果
・シャンプーに混ぜて頭皮や臭いの解消に
・入浴剤代わりにお風呂に入れてお肌ツルツル効果
・歯磨きでホワイトニング効果
(研磨効果が強いので力と回数は少な目に)
など。
重曹はお掃除用の物だと使用用途が限られてきますが、食用のものは食材から美容、お掃除用にと色々使えるのが便利ですね。
食用の重曹って体に害はないの?
食用の重曹は食べ物にも使えることはわかったけど、それでも、体に害がないか何だか不安・・・
ということはありませんか?
「重曹=掃除用」というイメージが強いので、口に入れても大丈夫なのか?と、ちょっと不安も出てしまいますね。
食用重曹は口に入れても安心です。
ですが、口に入れてもいい量の目安があります。
「1日の摂取量は5グラム以下」
となっているのでこの分量を守って使用するようにしましょう。
量を多く摂取してしまうと塩分の取り過ぎのような状態になってしまいます。
胃の粘膜を荒らしてしまったりもするので、1日摂取量目安の5グラム以下を守りましょう。
⇒セスキ炭酸ソーダと重曹の違いや使い分け
⇒セスキを掃除に使う時の濃度や使えない場所
食用重曹についてのまとめ
食用の重曹は不純物が少なく、掃除に使われる重曹とは違います。
食べ物や口に含むときに使う場合は必ず食用のタイプを使ってくださいね。
逆のパターンで、食用を掃除などに使用するのは大丈夫です。
1日の摂取量の5グラム以下を守れば体には害のない安全なものですが、自分の体には合わないと感じる場合は、ムリはせずすぐに使用を中止してくださいね。
よろしければこちらも参考にしてみてください。