山だけではなく、川でも海でも出くわすアブ。
家の近くの公園や、家の前にいてもブーンとやってくる!なんてことはありませんか?
静かに場所を移動しても、ついてくるように何度も近づいてくると、攻撃されるのでは?とビクビクしてしまいますよね?
今回は、そんなどこでも現れるアブの、発生や多くなる時期、攻撃的になる時期などについてまとめました。
また、活動的になるのは昼なのか夜なのか?など、対策のためにもご参考にどうぞ。
アブの発生時期っていつ頃?一番多くなる季節は?
夏に出るイメージのアブですが・・・
あれ?もういるの?とか、まだ出るの?とびっくりするような時期に見かけることがありませんか?
アブの発生時期は「7~9月頃」です。
ただし、活動的になるのが18~30度くらいの気温と言われていて、そのため、地域によってや、その年によっても差が出てくることも考えられ、目安としては、6~9月、10月頃まで出てくることも少なくありません。
そして、
一番多く発生する時期は「7~8月」です。
アブは種類が多く、日本だけでも100種類くらいもいるそうですが、どのアブも発生時期はたいてい同じくらいで一番多くなる時期も7~8月。
気温が18~30度くらいで活動的になるので、特に多く発生するのも、このくらいの気温の季節ということになります。
18~30度というと、気温の幅がけっこうありますね^^;
アブは、ブーンと大きな音をたてて近づいてくるだけに、刺される!と恐怖を感じる人も多いと思いますが、ハチのように刺してくる虫ではありません。
ですが、攻撃をしてくることもありますので、気を付けるようにしてくださいね。
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アブが攻撃的になる時期ってあるの?
気温が18~30度くらいで活動的になると言われているアブですが、攻撃的になるような時期というのがあるのか?という心配もありませんか?
ハチの場合だと秋になると巣を守るために、うっかり近づいてしまった人に攻撃してくるなんて話を聞きますよね?アブも同じように感じて怖くなってしまう人もいると思います。
ですが、アブはハチのように巣を作らないので、巣を守るために総攻撃をしかけてくる、といった攻撃的な行動はしないようです。
アブは、実はハエの仲間だと知っていましたか?
ハチの仲間じゃないとわかると少しほっと安心ですよね^^
ですが、吸血する種類のアブもいて、普段は家畜などから血を吸っていますが、人を攻撃してくることもあります。
主な生息場所は、草地の土壌中。
そのため、自然が多くある場所にたくさん生息しています。レジャーなどで山へ行くとアブが多いのはそれが理由です。
スズメバチのように、黒い色や臭い(香り)に引き寄せられるようなので、山に限らず住んでいる場所に多い場合は、ちょっとした外出でも、アブが多く発生する季節は気を付けるようにしましょう。
アブが活動的なのは昼と夜のどっち?
アブに出会う時って、明るい時間に多いという人が多くないでしょうか?
ブーンと聞こえて周りを見ると、アブが自分のそばをシュッと飛び去って、また戻ってきてはかすめていく、という経験のある人も多いと思います。
アブは、昼行性です。
明るい時間帯に飛び回ります。
その中でも、少し薄暗いような時間帯の、早朝や夕方になると活動が激しくなると言われています。
これは、気温の関係もあるのかもしれませんね。
草地がある土壌の中に生息していることが多いので、川や沼などがある山では特に多く生息しています。
そのため、人の血が必ずエサというわけではなくても、キャンプや川遊びの時に襲われてしまうことが多いのです。
また、活動は昼間(明るい時間帯)に活発になりますが、照明などの明かりにも反応すると言われているので、夜の時間帯でも気を付けるようにした方がよさそうですね。
キャンプで山へお泊りなどの時は、暗い時間に外へ出るのも普通にありますよね?
山や川、海でもそうですが、夜は蚊が多くてすぐに刺されてしまいますし、アブやその他の虫のことも考え、長そで長ズボンでしっかり身を包むようにしましょう。
あとがき
アブが発生する時期は、6~9月頃で、活動的になるのが18~30度くらいの気温です。
特に活動的になるのが、7~8月頃と言われていますが、アブの生息が多い場所などでは、その前後の時期も気を付けたいところですね。
アブはハチのように、巣を守るために大勢で攻撃してくるということはありません。
ですが、吸血する種類のアブもいて、時には吸血の人に寄ってくることもあるので気を付けましょう。
活動する時間帯は明るい時間で、特に少し薄暗いくらいの時間帯にさらに活発化するようです。
とはいっても、夜は照明などの明かりに反応もするそうなので、まったく飛び回らないわけでもないようです。
夏のレジャーの際は、夜でもしっかり身を守るようにしてくださいね。