お正月に食べるものといえば、真っ先に思い浮かぶのは何ですか?
おせち料理であったり、お餅であったり、人が集まるからお寿司、なんて家庭もありますよね^^
我が家では旦那さまが「お正月はお雑煮」と決まっているらしく、結婚以来長い間、元旦の日は必ず食べてきました。
そして、
20年以上もたって今さらこんな疑問が・・・
なぜお雑煮なのか?食べる意味は?
縁起がいいのか?食べないと良くないのか?
我が家は元旦から3日くらいまで食べ続けるけど本当はいつ食べるのが正しいのか?
こんな疑問について調べてみました。
お正月にお雑煮を食べるのはなぜなの?意味があるの?
お正月に毎年お雑煮を食べているという人も、これから作ってみようかな?という人も・・・
お正月にお雑煮を食べるのには何か意味があるの?とふと思ったことはありませんか?
おせち料理といえば、中身が縁起の良い食べ物で埋め尽くされていますが、お雑煮に関してはどうなんでしょう?
こんな疑問について調べてみました。
お正月のお雑煮を食べる意味は?
お雑煮を食べる意味ですが、これは・・・
「お餅を食べることに意味がある」
ということでした。
とても単純なことでしたが、
「お雑煮はお餅を食べる時の調理法(料理)の一つ」
ということなんだそうです。
ええ!とビックリしていませんか?
私はビックリした側です^^;
縁起の良い食材を入れて作るおせち料理のように、お雑煮自体を食べることに、縁起などにつながる意味があると思っていたからです。
ですが、お祝い事などハレの日に食べるお餅を食べる時に、おいしくいただける料理ということだったんですね。
お雑煮の語源は「煮雑ぜ(にまぜ)」です。
色々な食材を一緒に混ぜるから雑煮ってことだったんです。
お餅はもともと、お祝い事がある時に食べられてきたものですが、
その理由としては、
長く伸びて切れないことから、寿命も伸びる・切れないなど、縁起の良いものに結びついたようです。
そして、健康や長生きを願って行っていた、歯固めの儀という、お正月の行事が現代の「お正月にお餅を食べる」ことにつながっているというのも理由のひとつ。
お雑煮の始まりは、歳神様にお供えしたお餅や野菜などを、まとめて煮込んだものを、元旦に食べたのが始まりと言われているようです。
その後、色々なアレンジで具材や味が変わってきたようですね。
そのため、地域ごとや各家庭でも、味付けや中身の具材はさまざまです。
お雑煮は、お正月だから食べるというわけではなく、お餅をおいしく食べるための料理ということでした^^
お正月にはお雑煮を食べないと良くないの?
お正月におせち料理を食べると、なんだか良い1年になりそうな・・・
そんな気がしませんか?(私だけかも^^;)
それと同じように、お正月にお雑煮を食べると、縁起が良いという話なんかはあるんでしょうか?
お正月にお雑煮を食べない。
これは特に縁起が良くないとか、そんなことはありません。
でも、縁起担ぎに食べた方が良いのか?
食べると良いことが起こる、というわけでもありません^^;
上の章でご紹介したように、お雑煮は「お餅を食べる時の料理」です。
なので、お正月だからというのであれば、お餅を食べるだけでも気分は十分盛り上がりますね^^
お雑煮が食べられるようになったのは、お餅と一緒に農産物を歳神様にお供えしていたからです。
このお供えを、お正月にまとめて煮込んだのがお雑煮始まりと言われているので・・・
「神様からお恵みをいただく」ということで、豊作などの願いを込めて食べられるようになったという話もあります。
なので、食べないからといって良くないわけではないですし、食べたからといって、それだけで最高の1年がくるわけでもありません^^;
ですが・・・
おせち料理の定番の食材は、縁起をかついだものが多いですよね。
お正月に家族で食べると、良い1年を過ごせそうな気持ちになりませんか?
お雑煮もそんな気持ちで食べることで、良い1年を迎えられそうですね^^
関連記事⇒お正月のおせち 中身の定番は?忙しくて作れない時は?
⇒鏡開きはいつ行う?切り方や食べ方は?
お正月に食べるお雑煮はいつが正しい?決まりはある?
神様からお恵みをいただく。
そんないわれのある、お正月のお雑煮ですが・・・
食べると良いのは、
元旦?毎日?それとも大晦日?
という「いつ食べるのがいいのか?」という決まりのようないわれはあるんでしょうか?
お正月のお雑煮はいつ食べる?
一般家庭では「1月1日」に最も多く食べられています。
特に多いのが、元旦の朝。
次に多いのが、元旦の昼。
こんなアンケート結果があるそうです。
その他では、元旦の夜や年が明けてすぐ(夜中)に食べる習慣のある家庭もありますが、こちらは少数のようです。
お正月中にお雑煮をいつ食べるかは、特にこの時間帯という決まりはなく、各家庭の都合に合わせても良いようですね^^
ですが、
調べたところ「縁起をかついで食べる食べ方」というのもありました!
三が日は毎日食べる(元旦から1月3日まで)という食べ方です。
食べ方にもちょっと決まり事があり、お雑煮に入れるお餅を毎日一個ずつ増やして食べると良いんだとか。
う~ん。これは知りませんでした。
我が家では、元旦は起きるのが毎年遅いので、昼食にお雑煮を食べ、夕食はおせち料理というのが定番です。
ただ、その間、お雑煮大好きの旦那さまは、毎回お雑煮を食べつつおせち料理を食べています。
大好きらしいので、鍋にたくさん作っておくのですが・・・
旦那さまが全てを食べつくすのが3日の夜という感じになっています。
知らずに縁起をかついでいたってことになりますね(笑)
必ずしも元旦に食べなければいけないということはありませんし、お餅の数も決まっているわけではありませんが・・・
縁起をかついで、毎日食べてお餅を一個ずつ増やすというのに挑戦してみるのも楽しそうですね♪
あとがき
お正月に食べるお雑煮のお話いかがでしたか?
子供の頃からお正月にお雑煮を食べるという習慣のない家で育った私が、長い間ちょっと不思議に思っていたことを今回調べてみましたが・・・
へ~。なるほど~。そうなの!?
と、ちょっとした驚きがありました。
実は、結婚当初はいやいや作っていたお雑煮^^;
ですが、12月31日の夕方までに、
・お雑煮
・おせち
と、この2種類を作っておくことで、お正月はかなりのんびりすることができます。
後は、お餅を焼いてお雑煮に入れたり、食べたり、おせちをつまんだりでゴロゴロできますので(笑)
これまでお雑煮を作っていなかったという人は、ぜひ挑戦してみてください。
毎年食べていたけど、ただ食べていただけという人は、縁起をかついだ食べ方を楽しむのも良いですね^^